冷え性の人は胸が垂れる!?

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先日の「YOKUSHIRU」で話題になった

冷え性の人は胸が垂れるって本当ですか?

という質問について解説いたします。

 

初めに胸(乳房)の構造ですが

主に、母乳を作る「乳腺」

それを保護する「脂肪組織」からできています。

そして土台である「大胸筋」の上に脂肪組織があり、

その脂肪組織を内部から、コラーゲン繊維でできた

「クーパー靭帯」で支えています。

 

 

 

もうおわかりだと思いますが・・・

胸(乳房)を支えているのは「クーパー靱帯」なので

胸(乳房)が垂れる一番の原因は

クーパー靱帯が伸びたり、切れたりして 

支えられなくなるからです。

 

そして二番目の原因として

女性ホルモン(主にエストロゲン)の分泌の減少

胸(乳房)の張りは、乳腺がかかわっていて、

女性ホルモンの働きによって乳腺は発達し、

胸(乳房)のハリを保ちますが

加齢だけでなく、食や生活習慣の乱れ、

ストレスによって分泌が減少します。

垂れる・・というよりは、へしゃげる?

そんな感じでしょうか・・。

 

女性ホルモンは、自律神経のはたらきを管理している

脳の視床下部で指令が出され分泌されますので、

冷え性」によって自律神経の働きが悪くなると

女性ホルモンの分泌がうまくいかなくなって

結果、「胸(乳房)の張りがなくなる」

ということです。

 

また女性ホルモンは、

タンパク質とコレステロールから成り立っています。

 

偏った食事でタンパク質が不足すると、

筋肉が減って、からだの熱を作りにくくなったり

ホルモンバランスも調整できなくなりますので

極端なダイエットや偏った食事を避けてくださいね。

 

次回は、YOKUSHIRU TVでお話しした、

「間違ったダイエット情報」をまとめてみますね!
最後までお付き合いくださってありがとうございました。

 

《健康な身体づくりの4つの基本その②〜運動④〜》

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おはようございます、昨日はテレビの前で、ラグビーW杯、日本代表を応援しながらこのブログを書いていました。

日本代表は、1次リーグ第3戦でサモア代表に勝利し、初の決勝トーナメント進出へ大きく前進しました。

スポーツはするのも楽しいけど(ラグビーはやったことがありませんが)、観戦も楽し〜い「西洋医学東洋医学のいいとこ取りしちゃえ!鍼灸&柔整師松本」です。

今回は、運動記事の最終回、なぜ「体を動かすと健康にいい」と言われるのか。運動がもたらす4つの効果をお伝えしたいと思います。

前回は有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチの3つについて、その健康効果を紹介しました。

今回は、身体の健全化などの効果について、そのメカニズムなどを紹介していこうと思います。

運動による健康効果には

①ダイエットなどの「減量効果」

②血糖値改善などの「身体の健全化」

③ストレス解消などの「心の健康効果」

骨粗しょう症などの「予防効果」

があるといわれています。

 

1.運動による「減量効果」
有酸素運動で脂肪燃焼
 減量効果があることで知られているのが有酸素運動ですが、無酸素運動・筋トレと比べて、筋肉を増やすような運動ではありません。

基礎代謝を増やすという上では無酸素運動の方が適していますが、有酸素運動は心肺機能の向上が期待出来ますので、心肺機能の向上によって基礎代謝も高まります。基礎代謝が高まれば運動をしていない時でもよりエネルギーを消費出来るようになりますので、瘦せやすい体になると言えます。

また有酸素運動は、酸素を使って脂肪や糖質を燃焼してエネルギー源とするため、体脂肪の減少とそれに伴う減量効果だけではなく、内臓脂肪型の肥満や生活習慣病メタボリックシンドロームの予防にもつながります。

◆筋トレで基礎代謝アップ
 一方、筋力トレーニングによって筋肉量が増えると、基礎代謝量が上がりやすくなります。これによって消費するエネルギー量が増えて、太りにくい身体を作ることが可能です。

◆ストレッチで消費エネルギー量アップ、疲労回復、ケガ予防
 なお、ストレッチだけで減量効果を得るのは少々難しいですが、動的ストレッチのように体を動かすと、柔軟性を高めるだけではなく、筋肉反応も良くなり、軽い動きに対してもエクササイズ効果を得られることで消費エネルギー量アップにつながります。そのほか、怪我の予防や疲労回復などにもつながります。

2.運動による「身体の健全化」
 運動することで、筋肉内の血液循環改善により、血糖値や血圧、血中脂質について、さまざまな健康効果をもたらしてくれます。

 運動をするとインスリンの働きが改善され、これによって正常化されるのが「血糖値」です。膵臓から分泌されるインスリンの働きで、筋肉に取り込まれることで、血糖値が正常の範囲に保たれます。インスリンの働きが悪いと、血糖値の高い状態が続いてしまいます。これは、血管へのダメージにもつながり、糖尿病のリスクを高めてしまいます。

3.運動による「心の健康効果」
 運動によって気分が高揚したり、スッキリ感を覚えた経験をした人は多いと思います。

 このような現象は、体を動かすと交感神経が活発化し、物事を前向きにとらえやすくなります。また、β-エンドルフィンの作用で気持ちが高まり、幸せな気持ちになります。

 さらに、運動を継続することでドーパミンの分泌が盛んになり、ワクワク感も増加します。そのほか、セロトニンの作用で心身が安定するため、ストレス解消にもつながるでしょう。

このように、運動は身体だけでなく、心にも良い影響を及ぼす効果がたくさんあると報告されています。

4.運動による「予防効果」
 WHO(世界保健機関)は、死亡に関わる危険因子として、第1位の「血圧」、第2位の「喫煙」、第3位の「高血糖」についで、第4位に「身体的不活動」、つまり運動不足をあげています。

 生活環境の整備され便利な生活を送れるようになったことで、あまり体を動かさなくなってしまい、運動不足の人が多い世の中になりました。

そんな世の中だからこそ、健康のためにも、エスカレーターやエレベーターではなく階段を使ったり、通勤通学で一駅手前で降りて歩いてみるなど、あえて不便な状況に身をおいてみることで、意識的にからだを動かすことが重要となりつつあります。

骨粗鬆症を予防するためには、カルシウム、ミネラルなどをバランスよく摂取すること。さらに、日光浴に加え、骨への物理的な刺激、いわゆる“骨刺激”が重要です。ウォーキングや筋力トレーニングなど、骨刺激が生じる運動を行なうことが、骨の健康につながります。

 さらに、がん予防のためにも運動は効果的です。現代人は紫外線やストレス、喫煙、暴飲暴食など「活性酸素」が発生する環境で生活しています。活性酸素は細胞を傷つけることで老化や動脈硬化、がんなど、多くの疾患をもたらす原因といわれています。そんな活性酸素は身体的不活動でも高まると報告されています。

こんな話を聞くと、身体的不活動の状態が長いと自覚がある場合、少し心配になってきますよね?
健康や身体づくりのために、今日からさっそく運動を始めてみてはいかがでしょうか。

 

今回はここまで。

  今回のブログは、4回に分けてお伝えしてきました。

実は、もっと詳しく運動の方法や時間、タイミング等をお伝えしたかったのですが、正直なところ、これが100%正しいと言えないんです。

何故かって?それはみなさん一人ひとり、年齢、性別、既往歴、生活環境など違うので、きちんと健康のための運動を指導しようと思うと、カウンセリングが必要だからです。

  ただ1つ言えることは、健康のための運動なので、決して無理をせず、自分ひとりでせず、信頼できる専門家にアドバイスをいただいてください。

「西洋医学東洋医学のいいとこ取りしちゃえ!鍼灸&柔整師松本」がお伝え致しました。

《健康な身体づくりの4つの基本その②〜運動③〜》

こんにちは。

前回のブログで、「運動の重要性と効果」の続き、“運動をする目的を再考する”をお伝えしました。
それと前回、タイトルを書き忘れていました。すみません。


今回は、「運動の重要性と効果」の続き、“有酸素運動・筋力トレーニング・ストレッチの効果と方法”をお伝えしたいと思います。

「運動は健康に良い」というのは、ほぼすべての人の間に広まっている共通認識。

◉運動によって期待される効果
体力や持久力がつき、日常生活が行いやすくなる
生活習慣病の予防
ストレッチングや筋力トレーニングによって、身体の柔軟性が高まり筋力・筋肉量が増え、膝痛や腰痛などの運動器疾患によるトラブルが改善する可能性が高まる
有酸素運動によって心肺機能が高まる
健康的な身体を維持できる
運動が好きな人には、ストレスの発散や精神的な充実が得られ、精神的な安定がもたらされやすい
生きがいや趣味がみつかりやすい
でも、実際にどんな運動があって、どんな効果が得られるのか、どのぐらいの時間をかけて運動すれば良いかまでを、把握している人は少ないのではないでしょうか?

◉運動には「有酸素運動」、「筋力トレーニング」、「ストレッチ」の3つのタイプがあります。これらには、健康の維持・増進にとって必要であると共に、注意も必要であり、その特性を理解した上で運動することが重要です。
1、有酸素運動の効果
 有酸素運動とは、全身を使った運動によって酸素を取り込み、筋肉を働かすことで身体を動かすために必要な体力や持久力を身につけたり、脂肪や糖質を燃焼させて余分なエネルギーを消費できます。

運動としては、低~中強度くらいの運動強度のため、長い時間継続ができます。

 有酸素運動にはウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリング、エアロビクスなどがあります。比較的すぐに始めることができ、普段の生活に取り入れやすいのが魅力です。

 運動強度が低い場合、運動を継続するために、脂肪が主なエネルギー源となります。そのため、体脂肪燃焼が期待できるのが、有酸素運動の最大の健康効果と言えるでしょう。肥満や生活習慣病の予防や改善などに効果が見込めます。また、有酸素運動では心拍数が徐々に上がり、呼吸や血流が促進されます。そのため、呼吸器や循環器を鍛えられ、心肺機能を高める効果が期待できます。

一方で、運動強度の低い(短時間のウォーキングなど)運動では、筋力アップや持久力アップにはつながりにくいともいえます。

2、筋力トレーニングの効果
 筋力トレーニングでは、筋肉に抵抗を加える動作を繰り返して行うことで、筋力や筋持久力を高めることができます。筋肉を太く、大きくすることで、筋肉量の増加にもつながります。主な筋力トレーニングとしては、自分の体重をいかしたスクワットや腕立て伏せ、腹筋のほか、ダンベルやマシンを使ったトレーニングなどがあります。

 筋力トレーニングでは筋肉を増強することで、基礎代謝量が増加します。筋肉は血糖値の調節を行なっているので、筋肉量の増加は、血糖値を安定させることにつながるといえます。もちろん、私が住んでいる泉佐野市公式キャラクターである「イヌナキン」の様な、メリハリのあるボディを手にしたい方にはオススメです。また、筋肉量のある強い体は、老齢での転倒や骨折、寝たきりになるリスクを低減します。

 一方、きちんと筋力トレーニングを理解しないで、無理をして行うと、健康のための筋肉トレーニングがかえってケガを引き起こす原因となります。
また、強度の高すぎる(負荷が高すぎる)筋力トレーニングは、呼吸を止めて行うと血圧の急上昇を招き、高血圧の人には大きなリスクにつながります。筋力トレーニングの強度設定には、専門知識のある医療従事者などへ相談するなど、注意が必要です。

3、ストレッチ(柔軟運動)の効果
 ストレッチは関節を曲げ伸ばしすることで、からだの柔軟性を高めたり、関節の可動域を広げることを目的とする運動です。ストレッチには、動的ストレッチと静的ストレッチの2つがあります。

 手首をほぐしたり、関節の動きをよくするなど、体を動かしながら柔軟性を高めていくものを動的ストレッチといいます。運動前に行うことで、筋肉の温度を上昇させ、ウォーミングアップにつながります。そして運動後には、反動をつけず筋肉を伸ばしたまま静止する、静的ストレッチを行うとよいでしょう。血流の流れを促進させ、身体をクーリングダウンさせていきます。

ストレッチを行うと筋肉をほぐすことができ、血流がよくなります。運動前に動的ストレッチを行うと、運動中の怪我の予防、パフォーマンスの向上、運動に対しての心構えや心理的な準備につながるでしょう。運動後の静的ストレッチでは、自律神経のバランスをコントロールする副交感神経の働きが活発になります。体を動かしていても血圧や心拍数が下がり、心身がリラックスします。疲労回復や筋肉痛の予防などに効果があり、就寝前やリラックスしたい時にもオススメです。

◉これら3つの運動が、最大限の健康効果を発揮するには?
 上記のような3つの運動の効果を十分に引き出すためには、自分の体力や身体的環境、目的に合わせて、各運動量を調整していきます。

 「痩せたいから、有酸素運動をがんばりたい!」という方は多いと思いますが、有酸素運動を長く行うためには、筋力も必要です。有酸素運動を効果的に継続するためには、筋力トレーニングと組み合わせるとよいでしょう。また、筋力トレーニングを高い負荷で行う際には、運動前後のウォーミングアップや、クーリングダウンなどのストレッチが欠かせません。怪我の予防や疲労回復、緊張と弛緩の心身のバランスを取ることで、筋力トレーニングの効力アップにもつながります。

このように、それぞれ効果や目的が異なる3タイプの運動の性格を見極め、目標に応じて運動を組み合わせたり、時間や強度の調整をすると、より大きな効果を引き出すことができます。

 以下は、3タイプの運動の各効果を基本に考えた時の、運動の仕方の目安です。

有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチのおすすめの運動量とは?
 有酸素運動を代表する運動といえばジョギング(ランニング)でが、自転車をゆっくりこぐ、軽いアップダウンのあるハイキング、念入りのガラスや床磨き、風呂掃除などもおすすめで、それぞれ30分程度継続すれば、日常生活の各場面でも、ジョギングと同程度の運動を行うことができるでしょう。

続いて、筋力トレーニングですが、鍛える部位や個人差はありますが、全身を使った筋力トレーニングとして、自転車で山道を走る、体重の1/3程度の荷物の運搬、時速8km程度のランニング、ゆっくりしたスピードでの縄跳びなどがおすすめです。

 ゆったりとしたストレッチでいえば、小学生時代によくやっていたラジオ体操がおすすめです。バランスボールを使ったエクササイズや入浴なども当てはまります。少し前までは行儀が悪いと言われていた貧乏ゆすりも、最近ではエコノミー症候群の対策として効果があるといわれています。

なお、デスクでずっと同じ姿勢が続いているようなとき、伸びをしたりウエストをねじる、肩甲骨を開くといった動きで、上半身のストレッチをすることは効果的です。ストレッチと合わせて、ついでに立って歩くなど、軽い歩行を合わせるのもよいでしょう。

今回はここまで。

次回は、明日の10月5日(土)に「運動の重要性と効果」最終回をお伝えしたいと思います。

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こんにちは。

「西洋医学東洋医学のいいとこ取りしちゃえ!鍼灸&柔整師松本」です。

前回のブログで、「運動の重要性と効果」についてお伝えしました。

今回は、その続きをお伝えしたいと思います。

私が住んでいる大阪では、以前からトレーニングジムやテニスやヨガなど、スクールや教室が多く、沢山の方が健康増進に励んでいます。

特に最近は、24時間のトレーニングジムがあちらこちらにオープンしています。それだけニーズがあるのでしょう?

そもそも、みなさんは何故、運動(スポーツ)をするのでしょうか?

その目的は?

ある団体が「スポーツを楽しむサラリーマン・OLのスポーツへの意識と実態」について調査を実施。現在スポーツを行っている、20代から50代以上の男女対象にアンケート調査を行い、「スポーツをする目的」を尋ねたところ、もっとも多かったのは『健康のため』(76%)で、『運動やスポーツを楽しむ』(44%)、『ストレス解消』(38%)などがあり、『美容やダイエット』と『カラダを鍛える』目的でスポーツをしている人は、ともに32%だったそうです。

 また、「スポーツをする目的」を男女別でみたところ、『健康のため』と回答した男性は72%、女性は80%となり、『運動やスポーツを楽しむ』と答えた男性は47%、女性は42%で、『美容やダイエット』のためにスポーツをする男性は15%、女性は50%という結果になったそうです。

このように、多くの方が健康目的でスポーツやトレーニングをしているのです。健康増進のために運動するのはとてもいいことです。

身体はもちろん、ストレス解消など精神的にもよい効果があります。

そんな私も、学生時代には柔道やバレーボール、野球、テニス、ゴルフなどやってきました。社会人になってからも健康維持と増進、ストレス発散のために、ジムに通って身体を鍛えていました。

しかし、運動することで、かえって調子を悪くしてしまう例が後を絶ちません。

ではなぜこんなことが起きてしまっているのか?

それは、間違った知識で運動を頑張っているから。

その結果、運動すればするほど不健康になるという、本末転倒な結果に終わってしまいます。

私は大学で東洋医学と西洋医学を勉強し、鍼灸師柔道整復師の国家資格を取得、その後、プロ野球選手や多くのアスリートが来院するスポーツ整形外科で多くの患者さんの施術、リハビリ、運動の指導をしたのち、地元で「さの整骨院鍼灸院」を開院して、約30年多くの患者さんの施術をしてきました。

そしてその経験から、健康を維持・増進するには、運動だけでは限界があり、運動でできること、できないことがわかったのです。

そこで、その経験から、多くの人が健康増進のために頑張って運動しているのに、間違った知識のために、かえって健康を害している人がとても多いので、そのような人が陥りがちな間違いを指摘した上で、

次回は、多くの方が間違っている正しい健康維持・増進のための運動法をなるべく簡単にわかりやすく説明していきたいと思います。

今回はここまで。

次回は、10月3日(木)に「運動」第3部をお伝えしたいと思います。

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《健康な身体づくりの4つの基本 その②〜運動①〜》

こんにちは。

先月、最近運動不足のためテニスをやって、足首を疲労骨折してしまいましたが、驚異の回復でテニス復帰した「鍼灸&柔整師 松本」です。

前回のブログで、健康な身体づくりの基本として、「睡眠」「食事」「運動」「身体のケア」が重要であることをお伝えしました。

今回は、「運動の重要性と効果」についてお伝えしたいと思います。

◉まず、運動とは?

運動とは「からだを動かすこと」です。そもそも人間は動物であり、からだの構造に「動く仕組み」が備わっています。

◉なぜ健康なからだづくりには「運動」が必要なのか?

運動をした方が良いと言う事はなんとなくわかってると思いますが、なぜ健康な体づくりには運動が必要なのでしょうか?それには大きく分けて2つの理由があります。

1つ目は「生活習慣病の予防」2つ目は「筋力や身体機能の維持」です。

生活習慣病の予防

人間が健康のために良い状態とされる条件の1つに、食べ物から摂取したエネルギーと運動により消費したエネルギーのバランスが保たれていることです。

例えば、食べる量は変わらないのに、運動を行わないと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、使われなかったエネルギーは脂肪としてからだに蓄えられてしまいます。

これを幾度となく繰り返されると、脂肪が必要以上に蓄積し、肥満となります。そして肥満が原因となって、糖尿病、高血圧、癌などの生活習慣病になるリスクが高くなります。

②筋力や身体機能の維持

みなさんは、体調崩して1週間ほど寝込んだあとに、疲れやすかったり、思うように体が動かないなど、体力や筋力、持久力などが衰えてしまったという経験をした事はありませんか?

実は人間は、持っている機能を使わなくなると、驚くようなスピードでその機能は低下していきます。

例えば「歩く」という動作は、みなさんは無意識のうちに行っていますが、実は脚の筋肉だけではなく、お尻や腰、背中、腕の筋肉などを使って歩いています。

つまり全身の筋肉を使って初めて「歩く」ことができるのです。

また「歩く」という動作は、重心を移動させているので「バランス能力」、さらには長い時間歩くためには「心肺機能」も必要となります。

もし「歩く」という動作をしなくなったら、全身の多くの筋力が低下し、さらにバランス能力、心肺機能も低下してしまいます。

そうなると、歩くのが遅くなったり、つまずいたり、荷物を持ってもバランスを保てなかったり、ちょっとした動きで息が切れてしまうなど、日常生活に多大な影響を及ぼす恐れが出てくる可能性があると考えられます。

このようなことにならないためにも毎日歩くことで、日常生活に必要な筋肉や機能が維持されるのです。

さらに筋肉は、骨と違って、何歳になってもトレーニングを行えばその分増やすことができる組織です。

 

今回はここまで。

え〜?めっちゃ短いやん、と思うかも。今回の運動については、詳しくわかりやすいようにお伝えしたいと思い、結構長くなってしまったんです。

あまりの長くなると読むのもしんどくなってしまうと思い(私がそうなので)、今日から隔日に分けて、今回の「運動」についてお伝えしたいと思います。

なので次回は、2日後の9月30日(月)に「運動」第二部をお伝えしたいと思います。

「西洋医学東洋医学のいいとこ取りしちゃえ!鍼灸&柔整師松本」がお伝え致しました。

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意外におもしろい? ~薬の名前の付け方あれこれ~

こんにちは。薬剤師の岩本まりこです。

 

私は普段、薬は飲んでないんですが、皆さんは何か薬を飲まれてますか?

薬局に行った時や友達との話の中で、体調や薬に関する話をすることもあると思います。そんな時、薬の名前がわからず、「血圧の薬」や「コレステロールの薬」と言っているのではないでしょうか。

薬の名前はややこしいものが多くて覚えにくいし、普段の話では「○○の薬」で通じるから問題ないですよね。でも、実は薬の名前の付け方の中で、おもしろいものもあるんですよ。

今回は、そんな薬の名前の付け方について書いてみたいと思います。

 

薬の分類
薬は大きく分けると、病院でもらう薬と自分で買う市販薬とに分けられます。

病院でもらう薬には、先発医薬品と後発医薬品ジェネリック医薬品)があります。

先発医薬品
薬となる成分が開発され、最初にその成分で作られた医薬品

後発医薬品
先発医薬品に付いている特許が切れてから、先発医薬品と同じ成分を使って作られた医薬品

では、これらの命名法について順番に見ていきましょう。

 

先発医薬品の命名
先発医薬品の名前は、その薬を開発したメーカーが付けています。ほとんどは、薬の成分名や作用等に由来していることが多いようです。

学生時代に先生から聞いた話ですが、便秘薬の「ヨーデルS糖衣錠」は、最初「ヨーデルP」で申請したそうです。

先生曰く、ヨーデル=(便が)よく出る、P=(お腹が)ピーピーということだそうで、それはあまりにもよろしくないからと申請が通らなかったので、ヨーデルSにしたとのこと。

実際の薬の名前の由来は、各メーカーが出しているインタビューフォームという薬の解説書に載っています。

試しにヨーデルS糖衣錠のインタビューフォームで名前の由来を見てみると、

「スイスのヨーデルの爽やかな感じをイメージさせるため。また、S は superior(優れた、上質の)を意味する。」と書いてありました。

「スイスのヨーデル」って、どこから出てきたんでしょうね(笑)

他にも調べてみました。

アレルギー薬のアレロックは、アレルギー(Allergy)症状のブロック(Block)に由来するとのこと。

痛み止めのロキソニンは、成分名のロキソプロフェンナトリウムから命名されています。

睡眠薬のルネスタは、Luna(=月)+Star(=星)からきているとのこと。

インフルエンザ薬のタミフルは、成分名のオセルタミビルの「タミ」と、インフルエンザの「フル」を複合して命名したそうです。

医薬品メーカーはいろいろと考えていますね。

 

後発医薬品ジェネリック医薬品)の命名
後発医薬品命名も、以前は先発医薬品と同じようにメーカーが独自に付けていました。

例えば、ロキソニン後発医薬品は、「ロブ」、「ロキソマリン」、「ロキペイン」等々、メーカーによっていろんな名前が付けられていました。

中には、「ケンタン」というような、ロキソニンの名前からはかけ離れた名前を付けるメーカーもありました。こうなると、薬剤師の私から見ても何の薬か全く分かりません。

このままだと、後発医薬品が増えれば増えるほどいろいろな名前が出できて、一体何の薬かが分かりにくくなってしまいます。このため、平成17年から、後発医薬品は薬の成分の名前を利用して命名することになりました。

形式としては、
一般名(成分名)+剤型+含量+「会社名」です。
(※剤型とは、錠剤やカプセルといった薬の形のことです。)

ロキソニン錠の後発医薬品の場合、
ロキソプロフェンナトリウム錠60㎎「サワイ」とか、
ロキソプロフェンナトリウム錠60㎎「日医工」となります。

かえって分かりにくくなったと思われるかもしれませんが、薬剤師にとっては一目で何の薬の後発医薬品か分かるようになりました。

 

市販薬の命名
市販の薬は、先発医薬品と同じように各メーカーが独自に付けています。

ですから、同じ成分を使った薬でも、メーカーによっていろいろな名前がありますよね。

その中でも、小林製薬は名前の付け方がユニークでおもしろいなぁと、いつも感心しています。

アンメルツやビフナイトなどは昔からある有名な薬ですが、新しく発売された薬でも何の薬か分かるような名前になってます。

ケシミンやサカムケアなどは、名前を聞くだけで、シミを消すとか、さかむけをケア(治療)してくれるって連想できますよね。

ただ、注意してほしいのは、何に効く薬かは分かるけれど、どんな成分が入っているかが分かりにくい点です。

例えば、おなかの脂肪を落とすというナイシトールや、蓄膿症を改善するというチクナインなどは、名前からは漢方薬のように感じませんが、実は漢方薬なんです。

そうとは知らず、病院でも漢方薬をもらって飲んでいると、生薬が重複してしまうことも考えられます。

漢方にも副作用はあるので、たくさん飲むと副作用が出る可能性があります。

もちろん、他の会社の市販薬でもサプリメントでも、名前から成分が分かりにくいものがあります。

また、最近では、
同じ名前でも、後ろに付いてる語句やアルファベットの違いで入っている成分が変わってくるような市販薬があります。

例えば、ロキソニンSシリーズの場合、
ロキソニンS、ロキソニンSプラス、ロキソニンSプレミアム全てにロキソニンの成分が入っていて、プラスとプレミアムには他の成分が追加されています。

コーラックシリーズの場合、
コーラックコーラックMgとでは全然違う成分が入っています。
そうとは知らず、コーラックMgを飲んでるのに、病院や薬局で「コーラックを飲んでます」と言うと、処方された薬との飲み合わせが変わってくる場合があります。

病院にかかる時は、自分が飲んでいる商品の内容を知っておくか、医師や薬剤師に飲んでいる商品の名前をきちんと伝えるようにしてください。

 

まとめ
医薬品やサプリメントの名前は、各メーカーが考えに考えた末に付けているのだと思います。病院でもらう薬の名前はややこしくて取っつきにくいですが、その由来を調べてみるのもおもしろいですよ。

また、市販薬やサプリメントを飲んでいる場合は、医師や薬剤師に商品の名前をきちんと伝えるようにしてくださいね。

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