基礎代謝を上げて太りにくく、痩せやすい体質を作る

ダイエットは食事が7割
こんにちは。
鍼灸&柔整師 松本」です。

前回のブログから、ダイエットを普段とは違う方向からお伝えしています。
前回は、脂肪についてお伝えしましたが、今回は、その脂肪の燃やし方、つまり基礎代謝を上げて痩せる方法について、鍼灸師柔道整復師の立場で、お伝えできればと思います。

代謝は痩せるために非常に大事です。

しかし多くの方が、代謝を勘違いしてしまって、うまくいっていない方が多いようです。
毎日運動しているのに痩せなかったり、食事コントロールしているのに体重が落ちない、リバウンドばっかりしているなど。

今回の「代謝」についてしっかり理解していただければ、今よりも効率的に痩せるサポートになると思います。

 

【1】代謝について
まず、基礎代謝を自分の消費カロリーだと思っている方が多く、このような方は、カロリー不足で痩せなくなるし、リバウンドもしやすくなります。
そうならないために、代謝について理解が必要です。 

代謝には、基礎代謝、食事誘発性熱産生、活動代謝の3種類あります。

基礎代謝とは、私たちが生きていくのに必要最低限のエネルギー(代謝)で、相当するエネルギー量は、女性で約1,200kcal、男性で約1,500kcalとされています。
その消費量は、主に肝臓、脳、骨格筋で、全体の約60%以上を占めるとされています。

食事誘発性熱産生とは、食事をした後に安静にしていても代謝が増大する
食事に伴う代謝で、全体の約10〜15%を占めます。

活動代謝とは、日常生活での動作や、運動やトレーニングをしたりして使われる代謝で、全体の25〜30%を占めます。

 

基礎代謝(約60%)
② 食事誘発性熱産生(約10〜15%)
③ 活動代謝(約25〜30%)
 

 

 

【2】代謝を上げて痩せる方法

ポイントとなるのが、基礎代謝と食事誘発性熱産生で、この2つ合わせると、代謝全体の70〜75%になります。
活動代謝は、運動をしたり、筋トレをしたりする時間が必要になります。
しかし、基礎代謝と食事誘発性熱産生については、生きているだけで、食事して消化されるだけで消費されるので、自分の時間は使わない。
つまり、基礎代謝と食事誘発性熱産生は、自分の時間を一切使わずに、代謝の消費を大きくしていくことができるようになる。
しかも代謝全体の70%以上にもなる。
そのうえで、余裕があれば自分の時間を使って、運動すること(活動代謝)でさらなる代謝の消費を増やすことが出来るようになります。 

では、いかにしてこの基礎代謝と食事誘発性熱産生を大きくしていくか?
ポイントは3つあります。

代謝を上げて痩せるポイント①】タンパク質を摂る

身体の様々な組織を構成しているタンパク質は最も重要で、基礎代謝の約半分が内臓による代謝で、その内臓は筋肉でできていて、内臓が動くことによって代謝されていきます。
この内臓の動きは、自分が意識してコントロールしているわけではないので、自分の時間を使わない(勝手に消費される)のです。
だから内臓を構成しているタンパク質を摂ることで、内臓の動きを活発にして、基礎代謝を底上げしていくことが出来るようになるのです。

なので一番簡単なのが、しっかりと毎食タンパク質を摂取していくことで、最低限20g(お肉約100g、卵3個半くらい)以上は1食で摂ってみてください。
1日のタンパク質摂取量の目安は、自分の体重(㎏)×1〜1.5gです。
体重60kgの方なら、60kg×1~1.5=60~90gです。
日本人の多くは、タンパク質の摂取が少ないく、内臓の動きが悪いといわれていて、しっかりとタンパク質を摂り、基礎代謝の半分を占める内臓の動きを良くすることで、基礎代謝が底上げされるんです。

また3大栄養素(糖質・タンパク質・脂質)のうち、タンパク質だけが食事誘発性熱産生を大きく上げることが出来るそうです。
つまり、私たちの代謝の約75%が、タンパク質を意識して摂取するだけで底上げされる、しかも自分の時間を使わずに。
つまりは、太りにくく痩せやすい身体・体質が手に入るようになります。
なのでタンパク質の摂取は必須なのです。

代謝を上げて痩せるポイント②】水分の摂取

目標は1日3ℓ(最低2ℓ)。
水分を取ることによって血行が良くなる。
私たちの身体の細胞は生まれ変わります。
身体の60%以上を占める水分も入れ替わるので、常に水分補給し、身体をどんどん綺麗にしていくことが重要です。
そうすれば、血行も良くなって、栄養も運べるようになり、不必要な老廃物を排出できるようになり、よりスムーズに細胞の入れ替わりが進むようになります。
なので疲れがとれやすくなったりします。
ということは、どんどん消費しやすい、健康的な状態になる。
代謝を上げるのに根本的な考え方は健康になること。
健康的になるために水を飲むのだから、しっかりと水分補給が大事です。

代謝を上げて痩せるポイント③】よく噛んで食べる(1口30回が目安)

食事誘発性熱産生として、よく噛んで食べた場合と意識せずに食べた場合とでは、年間1.5kgくらいの体脂肪分の代謝が増えるそうです。

みなさんにとって魅力的なダイエットとは、常に理想的な体型でいたい、太りにくくて痩せやすい身体を手に入れる方法ではないでしょうか?
そのために、年間1.5kg分の消費はとても大きいとは思いませんか?
それは、よく噛むだけでいいんです。簡単なことです。

 

【まとめ】

基礎代謝を上げて痩せる方法として、3つのポイント
タンパク質をしっかり摂取する、水分を摂る、そしてよく噛む。
この3つを守ることで、太りにくく痩せやすい身体ができあがります。 

ただ私は、普段の食事だけで、1日のタンパク質摂取量の目安を摂ることが難しい時は、プロテインで不足分を補給しています。
水分補給にしても、1度にたくさんの水を飲むのは難しいので、いつでも手の届くところに水の入ったペットボトルを用意しておき、こまめに飲んでいます。
そして私にとって一番難しいのは、よく噛むことです。
私は早食いなので、あまり噛まずに飲み込むように食べます(飲みますかも?)。
しかし健康な身体づくりのためにも出来るだけ意識して、よく噛むを継続していきたいと思います。

みなさんは、どうでしたか?
この3つのポイントをやってみるだけで、全く今と同じ生活をしていても、より痩せやすくなりますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

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「こ〇ら返り」

皆さんこんにちは。

JCR登録カイロプラクターの彦坂です。

 

「つった、つった! 足がつった~!」

皆さんはそのような経験はありませんか?

本日のテーマは「こむら返り」です。「こむら返り」とは、足のふくらはぎや足のうらに、突然筋肉のけいれんが起こり、痛みがでることです。

私も高校時代、バスケットボール部での練習中に何度か足がつった経験があります。妻も妊娠中、真夜中に足がつったことがあって、私は小さなうめき声に目が覚め、寝ぼけ眼で妻のふくらはぎを伸ばし、マッサージをしたことがあります。

 

この「こむら返り」にはいくつかの原因があります。筋肉疲労や冷え程度ならまだ良いほうですが、場合によっては命に関わるサインである可能性もあるので注意が必要です。

 

そもそも「こむら返り」の語源はどこからきているのでしょう。漢字で書くと「腓返り」と書きます。 「腓(こむら)」とは、「ふくらはぎ」のことで、平安時代以降から使われている言葉だそうです。 「こむら返り」は字の如く、腓腹筋(ふくらはぎ)がひっくり返ったような症状から名付けられたと考えられます。地域によっては、「こむら」は「こぶら」ともいわれ、「こむら返り」は「こぶら返り」といいます。ヘビの「コブラ」とは関係はないようですよ。

 

「こむら返り」は主に、ふくらはぎの筋肉に起こることが多いですが、体の様々な部位でも起こります。首や肩の筋肉、ハムストリング(モモの裏側の筋肉)、背中や胸の筋肉で起きることもあります。

「こむら返り」は自分の意志とは関係なく筋肉が収縮し、激しい痛みを伴いますので、体力的にも精神的にも消耗します。

 

それでは、どんな時に「こむら返り」は起こるのでしょうか?

水分不足 ・・・ 脱水症や熱中症の初期症状で起こります。
運動不足 ・・・ 筋肉が弱っている状態で、突然運動をした場合に起こりま     す。
筋肉疲労 ・・・ 筋力があっても、疲労が取れていない状態で、激しい運動をくり返えし行っていると起こります。
加齢 ・・・ 筋肉の腱紡錘(けんぼうすい)というところの機能低下でも起こります。
冷え ・・・ 夏場にエアコンや扇風機などで足もとが冷えすぎてしまうと起こります。また、明け方(3~5時ごろ)に「こむら返り」が多いのは、一日のうちで気温と体温が最も低くなるからです。
妊娠期間中 ・・・ ホルモンの変化の影響や骨盤内の動静脈の血流の圧迫などが影響して起こります。胎児への栄養供給が増えるためにミネラル不足でも起こります。
栄養不足(ミネラル不足) ・・・ カリウムやカルシウム、マグネシウムなどといった電解質が不足する状態で起こります。カリウムやカルシウムは筋肉の収縮や神経伝達のバランスを取ります。この2つのミネラルの調整役になるマグネシウムは特に大切な栄養素です。
動脈硬化 ・・・ 動脈硬化が起きている血管が詰まってしまう場合。閉塞性動脈硬化症といわれ、脳卒中心筋梗塞などの重篤な病気のサインである場合もあります。
内臓の病気 ・・・ 糖尿病、肝硬変、甲状腺などの病気で生じることもあります。
 

「こむら返り」は、誰にでも起きる可能性があります。予防法としては、

適度な運動
ストレッチや血流を促すマッサージ、疲労回復
暑さや冷えの対策
水分・電解質の摂取(吸収率の良いビタミン、ミネラル剤の摂取)
があります。

また、就寝前にコップ1杯のお水を飲むことも有効ですし、血流を妨げない

レッグウォーマーをふくらはぎにしてお休みになるのもいいかと思います。

それでも「こむら返り」が繰り返し起こる場合は、速やかに医療機関へ受診してください。症状を放置しておいて病気が進行することもあります。車の運転中になってしまった場合は、大事故を引き起こしかねませんので病院に行くことは我慢しないでください。

 

もし、ふくらはぎが「こむら返り」になってしまった場合の応急処置ですが、

いわゆる〝アキレス腱伸ばし〟の姿勢をとります。足を前後に開き、つった側の足をストレッチする要領で伸ばします。急激に伸ばし過ぎると肉離れを起こす場合もありますので、傷めている筋肉の状態をみながらゆっくりと伸ばしてください。

別の方法として、床に座った状態で膝をのばして足首をたて、足の指をつかんで体の方にゆっくり引くと、筋肉が伸び、足のつりが治まりやすくなります。症状が治まったら、ゆっくりとマッサージしてください。

 

皆さま自身の健康管理にお役立ていただくことはもちろんのことですが、ご家族にも「最近、こむら返り起きてない?」と、普段の会話の中で健康状態を確認し合っていただければと思います。

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ダイエットにスポーツドリンクは必要?

食いしん坊「まみぃ院長」こと、

鍼灸師柔道整復師

おんぷくセラピストの加賀宇康代です。

 

前回、気が付けば「低燃費モードになってしまっていた!!!」とお話しさせて頂いた‥その後のご報告です。

お陰様で、「低燃費モード」からは無事に脱出いたしました(笑)

前回のヨクシルTVでもお話いたしましたが、筋肉量の低下が原因だったので、食事改善でダイエット!をお勧めしていた私が・・・ちょっとだけ運動を取り入れることになりました。

筋トレを少ししただけで、全身筋肉痛を起こし・・・陸上での運動をあきらめ何十年ぶりにプールへ行って水遊びを1回30分、それでも肩回りと体幹の筋肉痛を起こし・・・自分の身体の衰えに驚きました(笑)

運動を始めてみて気になっていたこと(ご質問えお頂いた内容でもあります)ですが、スポーツドリンクを飲んでいる方がとても多く、ロッカールームでの会話を中で・・

こう暑いと、スポーツドリンクが手放せないわ!

箱買いして、お茶代わりに飲んでいるの!

こんなに暑いのに全然痩せないわ!なんでやろう~?

前回のヨクシルTVで大笑いしてしまったのには、こんな会話を実はよく聞いていたからです (*^。^*)

元々、スポーツドリンクは運動で消費したエネルギーと電解質等を効率よく吸収する為に開発されたもので、熱中症や脱水を起こした人や、野外で長時間活動した人などに最適な飲料水で、500mlに角砂糖5~8個分が入っています。

確かに、炭酸飲料(角砂糖10~16個)や100%果汁ジュース(12~15個)などに比べるとお砂糖の量は少ないのですが、たくさん飲んでしまうとかなりのカロリーオーバーと糖質過多になってしまいます。

スポーツドリンク=健康的のイメージがありるので罪悪感なく(?)飲めるようですが、糖質の取り過ぎになりやすい飲料水であることを忘れないでくださいね!

ちなみに私の場合、麦茶に一つまみのお塩を入れています。

ダイエット中のスポーツドリンクは、本当に今必要な状況であるか?をしっかり判断して摂るようにしてくださいね。

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脂肪燃焼のメカニズム

こんにちは。
「西洋医学東洋医学のいいとこ取りしちゃえ!」鍼灸&柔整師の松本です。

先日YOKUSHIRU.TVで、ダイエットのお話をさせていただいたのですが、今回は、少しダイエットの視点を変え、みなさまの敵(少し言い過ぎ?)である脂肪について、脂肪燃焼のメカニズムを解説してみたいと思います。

唐突ではありますが、結果には必ずと言っていいほど原因があります。
なぜその結果が起こったか?理由を知っておくと言う事は、非常に大事なことなんです。
ダイエットにおいても、痩せた理由がわかればいつでも痩せられるし、太った理由がわかれば太らないようにもできるんです。
つまり原因を知っていれば、なりたい結果になることもできますし、なりたくない結果にならないこともできるんです。

理想の身体で健康的に生きていくためには、この原因と結果の両方を知っておくことがとても重要なわけです。

なので今回は、簡単で分かりやすく、脂肪燃焼のメカニズムについてお話をしたいと思います。

この脂肪燃焼のメカニズムを理解することによって、みなさんは今よりも痩せやすくると思います。
なおかつ、なぜ痩せたのか、なぜ太ったのか、理由まで知ることができて、今後リバウンドしない、継続的に理想的な身体を保っていけるようになると思います。

① 脂肪ってなに?
脂肪って何故からだの余計なところにつくんでしょうか?
不思議に思いませんか?

脂肪とは単純に何かというと、エネルギーの予備タンクみたいなものです。
私たち人間には、食べられない(栄養を摂取できない)ときのために、エネルギーの元となる栄養素を脂肪の形で蓄えるシステムがあります。
そのシステムがないと、食事で摂ったエネルギーを使い切ってしまうと、エネルギーがなくなってしまい生きていけなくなってしまうのです。
なのでそんなことにならないように、エネルギーを貯蔵する必要があるのです。

タンパク質、脂質、糖質は3大栄養素と呼ばれ、身体が正常な働きを維持するために必要なエネルギーになることができます。
身体には、これらの栄養素をある程度貯蔵し、必要に応じて取り出せる仕組みがあります。

ではそんなエネルギーをですが、糖質、タンパク質は1gあたり4キロカロリーなのに対して、脂質は1gあたり9キロカロリーにもなります。
なので身体にとってエネルギーの貯蓄として、本来、脂質はとても効率の良いエネルギーなんです。

② 脂肪燃焼のメカニズム
身体に貯蔵されている脂肪は、分解して脂肪酸になります。
脂肪酸は血液中に流れて、身体の細胞でエネルギーとして使われます。
ただし、それにはいくつかの条件があって、身体の各細胞がそのエネルギーを必要としているかが重要で、そのほかいくつかの条件が揃わないと、脂肪は燃焼されないのです。

なのでしっかりと効率よく脂肪を燃焼するためには、このメカニズムと、どうしたら脂肪が消費されるのかを知っておく必要があります。

人間は基本、糖質をエネルギーにして動いています。つまり糖質がある限りは、脂肪なんて必要ないんです。
なので脂肪が分解してエネルギーとして消費される第一の条件として、糖が身体から無くなる必要があります。

次の条件は、糖がなくなり脂肪を必要としている状態をつくる。
例えば、体温調節をさせたり、トレーニングなど活動・運動をしたり、空腹状態を適度に作り出すなどで、脂肪分解して消費することができるようになります。

③ 脂肪が燃焼しない条件
・オーバーカロリー
つまり消費カロリーより摂取カロリーの方が多ければ、当然脂肪として蓄えているカロリーを使う必要がないどころか、かえって脂肪が増えてしまいます。
基礎代謝以下の摂取カロリー
人間は生きるために必要なカロリーがあり、摂取カロリーがこれを下回ってしまうと、その少ないカロリーで何とか生きていこうとする生存機能が働き、本来の基礎代謝よりも低燃費モードになってしまう。
つまり食べていないのに、なぜか痩せないという状態に陥ってしまうのです。
・糖質の摂取量が多すぎる
糖質の摂取が60〜100g以上になると、脂肪燃焼が非常にしにくくなってしまいます。
なぜなら、それだけ糖質をとってしまうと、先ほども述べた通り、脂肪燃焼のメカニズムの第一条件である、身体から糖質をなくす状態がつくりにくくなるからです。
・脂質の摂取が少ない
これは意外かもしれませんが、脂質を燃やしてエネルギーにしていくには、身体が脂肪をエネルギーにすることに慣れていないと、脂肪がエネルギーになると認識しにくい状態になってしまいます。
・タンパク質の摂取が少ない
タンパク質の摂取が少ないと、筋肉のタンパク質を分解してエネルギーに変え消費してしまう状態になってしまう。
つまり脂肪を燃焼するどころか筋肉を燃焼してしまい、体重が落ちるかもしれないけれど貧相な身体つきになってしまう。代謝が落ちて脂肪が燃焼しにくい状態に陥ってしまいます。

◉ まとめ
・脂肪はエネルギーの予備タンクとして、身体に必要である
・脂肪は脂肪酸に分解され、血中に流れて細胞でエネルギーとして消費される
・人間の身体は糖質をメインのエネルギーとして活動しているので、糖質がある限り脂肪の出番はないので、糖質を身体からなくすことで、脂肪をエネルギーとして活動する状態がつくれる
・脂肪をエネルギーとして活動できる状態のときに、運動してエネルギーを必要な状態にしたり、空腹状態にしたり、体温調整が必要な状態にすることで脂肪燃焼が必要な状態を作り出すことができる
・脂肪が燃焼しにくい条件として、オーバーカロリーであったり、基礎代謝以下の低カロリー摂取の場合、糖質の摂取が多い場合、脂質の摂取が少ない場合、タンパク質摂取が少ない場合

何度チャレンジしても痩せられない。そんな方は自分に合ったダイエット方法を選択できていないのかもしれません。
そのような方には、今回お話をした脂肪燃焼のメカニズムを理解し参考にすることによって、しっかりと痩せることができますし、リバウンドもしにくくなると思います。
もしリバウンドしたとしても、その原因を知ることで、もう一回痩せることが可能です。

巷には、本当に多くのダイエット法があります。
効果の期待が持てるもの、そうでないもの。
しかし、今回お話ししたメカニズムは、人間の脂肪燃焼の観点から、わかりやすく解説したものです。
みなさんが現在進行中のダイエットや今後のダイエットの参考になれば幸いです。https://linktr.ee/tadashi_hino

ハグの効果

皆さんこんにちは。JCR登録カイロプラクターの彦坂です。

 

コロナ禍での新たな生活様式にストレスを感じている方は多いと思います。

人と会っても、距離をとらなくてはならなかったり、マスクをしているため、相手の表情や声がわかりづらく、コミュニケーションがうまくできなかったり、子どもたちは学校が再開されても、これまでのように授業や行事ができなくなり、友達とじゃれ合ったり、おしゃべりすることも難しくなり、とりまく環境は激変しています。

大人は自分に合ったストレス解消法や気分転換の仕方を知っていて実践できても、小さなお子さんは「ストレスがたまった」という言葉での表現はなかなかできず、自分で対処することはとても難しいです。

カイロプラクターである私が、患者さんが一緒に連れてくるお子さん達の体を診ると、一様に頭皮や背中が硬くなっていることがわかります。幼いながらに、心もからだもストレスをためているなぁと思います。

 

今回は自宅ですぐにできるストレス解消法のひとつ、「ハグ(hug)」についてご紹介します。

 

「ハグ(hug)」とは「腕で(誰かを)抱きしめる」ことです。幼児語では「ぎゅう」ともいいます。非言語コミュニケーションのひとつで、愛情の表現として行なわれたり、親密さ、友情などを表し、伝える手段です。

 

映画「アナと雪の女王」に登場する、愛されキャラの「オラフ」が

『僕はオラフ! ぎゅーって抱きしめて!(Hi ! I’m Olaf and I like warm hugs!)』

って言ってましたよね。

 

「ハグ」の効果は次のとおりです。

 

・幸せな気持ちになる

・不安感が和らぐ

・痛みが和らぐ

・信頼感が増す

・共感力がつく

・自己肯定感が上がる

・人にやさしくなれる

・質の良い睡眠が得られる

・副交感神経の働きが優位になり排泄、分泌機能が高まる

 

どうですか?こんなに嬉しい効果が得られるのならば、すぐに「ハグ」を試してみたくなりませんか?

 

次に、「ハグ」をすることで分泌されるといわれる3つのホルモン は以下のとおりです。 

 

セロトニン
セロトニン」とはストレスに対して効能がある脳内物質です。痛みを和らげる効果もあります。

日光を浴びたり、有酸素運動をしたり、バランスの良い食事を摂り、腸内環境を整えることも有効な方法です。セロトニンは睡眠ホルモンの「メラトニン」とも密接な関係があります。

 

ドーパミン
ドーパミン」は感情、意欲に関するホルモンで、人格形成にも重要です。やる気がある状態はドーパミンが大量に分泌している状態といわれます。

報酬への期待を感じて行動する、好きな音楽を聴く、食事ではタンパク質をしっかり摂る、瞑想をすることなども有効な方法です。

 

オキシトシン
オキシトシン」とは別名「抱擁ホルモン」、「愛情ホルモン」、「幸せホルモン」ともいわれ、血圧低下やストレス軽減に役立ちます。 親しい人とのふれあいやマッサージといったタッチケアによっても分泌が促されます。

会話やスキンシップ、ヨガやストレッチ、動物とのふれ合い、意外にも、オンラインゲームやオンライン飲み会なども効果があるともいわれています。

 

「ハグ」をすることでこれらのホルモンが分泌され、素晴らしい効果が得られるということです。是非、ご家族、パートナー、信頼のおける友人と取り組んでみてはいかがでしょうか。

ただし、愛情がない、嫌いだと思う相手とのハグはストレスが増えるだけですのでご注意を。

一人暮らしの方は大切なペットやぬいぐるみ、抱き枕などでも大丈夫です。

 

 

私が子供の頃、地域の学校などで子育てについて講演をしていた母は、私に「ハグ」を実践してくれていました。小学6年生ぐらいまで「ギューってさせて!」と、よく言われていました。私も照れながらも、10秒ぐらいはハグをさせてあげていました。そして母は必ず、「生まれてくれてありがとう。」と耳元でささやいてくれました。

中学生ぐらいになると、さすがに私も、「うるさい、気持ち悪い、やめろ~!」と言って拒んだ記憶があります。

 

私にとって子育ての師匠のような母ですが、約10年前に交通事故に遭い、1ケ月後に脳内出血のため左半身麻痺の身体障がい者になって、現在は車いす生活を送っています。

入院していた当時、担当の看護師さんが「お母さまがハグしてほしい、と言われるので毎回ハグをさせてもらっています。」と話をしてくれました。その話を家族や兄弟、姪や甥たちに伝えると、皆がお見舞いで病院へ行く度、最初と最後に、母にハグをしてくれるようになりました。

私も「お母さん、大丈夫だからね。」と耳元でささやきながら、小学6年生以来のハグを毎回、病室でさせてもらいました。退院後も母に会うたびにハグを続けました。

その後、事故から3年程経ったある日、母が突然「わたしはもう大丈夫だから、これからはハグじゃなくて握手にして」と言ったのです。ハグによって事故後の痛みやストレス、不安感が緩和され、心が満たされたのだと思いました。

 

私も2人の子どもの父親です。長男は小学6年生でいつのまにか私とほぼ同じ背丈になりました。毎日とはいきませんが、よく「ハグ」をしています。 小柄でまだ幼さが残る小学4年の長女は、「お父さん、ギュウして~」と言ってくれています。

私はカイロプラクターですから、ハグと同時に背中や頭、手足もさすり、体の状態も観察しながら、タッチケアもしています。

「生まれてきてくれてありがとう。」・・・その一言も伝えています。

 

最近「ハグ」をしていなくて、急に「ハグ」をするのは少し抵抗があるという方は、パートナーやお子さんが横になって休んでいる時に、背中をさっすてあげてみるのはいかがでしょうか。背骨にそって、手のひらでアイロンをかけるように、上下にゆっくりとさすったり、背中の真ん中から弧を描くようにやさしくなでてあげるのです。または、イスに座っている時に、背後から肩に手のひらをおいて、やさしくなでてあげるだけでもいいです。

「ふぅ~」という深呼吸が聞けたら、それは、心と体が軽くなったいいサインです。

親しい人に体をふれられた時に、癒しホルモンである「オキシトシン」が脳からでてきます。

このタッチケアのよいところは、なでる側のひとにも「オキシトシン」がでることです。

 

新型コロナウイルスの感染拡大の収束の兆しは全く見えず、まだまだ油断のできない状況が続きそうですが、親しい人との「ハグ」によって、少しでもストレスや不安が和らぎ、前向きな明るい気持ちになれるように願っています。

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ダイエットの大敵!!低燃費モード

食いしん坊「まみぃ院長」こと、

鍼灸師柔道整復師

おんぷくセラピストの加賀宇康代です。

 

夏が近づいて来ましたね!

最近、気を抜いていたまみぃ院長は、

大慌てでダイエットの準備を始めました。

 

準備に入り気がついたのですが・・・

体重が思ったように落ちない(−_−;)

ヤバい!!ヤバい!!

 

原因を探るべくあれこれデータを取ってみると

やっぱり・・・(@ ̄ρ ̄@)

 

基礎代謝量がびっくりするくらい下がっていて

ぽにょぽにょ・・

いままでのやり方では絶対痩せない状態です。

 

もともとステイホームが好きなうえに

国からのステイホーム要請をいいことに、

お家でダラダラ、ゴロゴロ過ごした結果で

筋力ダウン・・(´・ω・`)

 

少し早歩きすると息があがる!

軽く腹筋しただけで筋肉痛!!

まさかこれ程とは・・(๑•ૅㅁ•๑)

 

ご飯もおいしく、お通じも順調、

睡眠も良好、表面的な体調は良好!

気づくのが遅れました。

 

でもたくさん食べられない。

この時点でSOSは出ていたんですね!

 

完全なる「低燃費モード」

 

自動車なら大歓迎なのですが、ダイエットに関しては残念な状況です。

 

いつもと同じ様に動いても燃焼しない!!

エネルギー不足ですぐに疲れる!!

食べてもエネルギーに変えられないから疲れが残る!

 

この状態からのダイエットは、少し気合いと根性

キチンとした栄養管理、そして運動が必要となります。

 

落ちた基礎代謝量を基に戻すためには?

まず、筋肉量を増やさなけれないけません!

でも、ステイホームが好きな私のような人には、マッチョなボディビルダーやスポーツ選手のような激しい運動は長続きしませんね。

なので、まずは「下半身」のトレーニングから始めてみましょう。

 

手っ取り早く低燃費モードから脱出するには、まず「下半身」

下半身には身体の大きな筋肉の70~80%が集まっており効率よく筋肉を増やすことができます。  (*´▽`*)

下半身の筋肉をしっかり動かし、筋肉が増えてくると効果的に脂肪を燃焼しやすくなります!特に下半身太りや足のむくみが気になっている方は絶対「下半身」のトレーニングがおすすめです!

 

ロコモティブシンドローム予防!

下半身のトレーニングは・・!!

じつは・・・ロコモ(ロコモティブシンドローム:運動器症候群)の予防にもなります。

ロコモティブシンドロームってご存じですよね?テレビショッピングなどでもよく耳にする言葉で

筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」「階段を上る」といった機能が低下している状態のことで、足腰の筋力不足から起こる症状の総称です。

 

予防方法は簡単!

女優の森光子さんが実践していた「スクワット」

ご高齢の方でもできるほぼ屈伸運動のようなレベルからで大丈夫!足腰に痛みがある方は、少し膝を高く上げる意識をした「その場足踏み」でもOK!です。

まずはできるレベルから始めてみてくださいね!

ちなみに私は、先輩治療家の愛あるスパルタを受け(笑)トレーニングマシンを使った追い込みを始めています。(´・ω・`)

 

運動後のケアを忘れずに!

皆さんよく忘れがちですが、使った筋肉のケアを忘れずに!

使ったら使いっぱなしは、ギブアップをする要因になります。必ず優しくケアしてあげてくださいね (*^▽^*)

マッサージクリームを使ってもいいし、お風呂タイムにゆっくり湯船に浸かってストレッチをしてみたりするのも効果的です。

 

食べること(栄養補給)もトレーニング!

運動後の身体は、エネルギーをたくさん使っています。ビタミンやミネラルも失い、特に筋肉は壊れはてている状態なので、栄養補給も忘れずに!

たんぱく質、ビタミン、ミネラルの補給は基本中の基本、

プラス+++++

たんぱく質を増やすアミノ酸として今注目を浴びているのが、分岐鎖アミノ酸 BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)

アミノ酸の中でも、筋肉の保持や増量にもっとも重要な役割を果たします。

スポーツ選手はもちろんのこと、ご高齢者の方にも意識して食事に取り入れていただきたい栄養素ですので、ぜひ覚えておいてくださいね!

 

今年の夏はとても不安定な気候になりそうですね。

しっかり、体調管理をして元気にお過ごしくださいね!

 

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

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身体づくりに必要な3要素

こんにちは。
「西洋医学東洋医学のいいとこ取りしちゃえ!」鍼灸&柔整師の松本です。

前回、健康維持、増進のためにジムなどに通ってトレーニングしているのにも関わらず、多くの人が「肩が痛い」「腰が痛い」など、体調不良を訴えている人が多いことをお伝えしました。

では何故、一生懸命トレーニングをしていても思うように成果が出ずに、体調不良を訴えている人が多いのでしょうか?

実は筋肉は、鍛えれば鍛えるほど筋力がアップするわけではないのです。
しかも、その方法を間違えてしまうと、強くするどころか、かえって筋肉を弱らせてしまう可能性があります。

今回は、出来るだけ健康な身体づくりを目指している方に、柔道整復師の立場から簡単なアドバイスをしていきたいと思います。

◎身体づくりに必要な3要素
① トレーニング ② 栄養 ③ 休養
ここ数年、健康志向の方が増えてシェイプアップやダイエット目的で、筋トレを実践する方が増えてきました。
しかし、筋トレをやればやった分だけ身体を変えられるのか、というとそう単純なものではありません。
健康な身体づくりを実践していくには「トレーニングの継続」と「栄養をしっかり摂る」、そして「適切な休養」が重要になります。
どれか一つでも欠けると、思うように成果がでないどころか、かえって効果が劣る可能性もあります。
身体づくりに、なぜこれら3つのバランスが重要なのか、解説していきたいと思います。 

① トレーニングについて
筋トレ初心者の方は、早く成果を出そうと毎日トレーニングしたり、1回のトレーニング量を極端に増やしたり、無理をする方がいます。
しかし、筋トレ自体は、身体に力学的ストレスをかける行為で、実は筋肉を使い強い負荷をかけると、筋繊維は一時的に壊れるのです。
必要以上の負荷をかけたり、身体が十分に回復していないのに次のトレーニングを開始したりと、無理な負荷を身体にかけてしまうと、身体の回復が遅れ、身体の免疫機能が落ち、体調を崩したり、オーバーユース(使い過ぎ症候群)で身体の一部が故障しやすくなったりします。

筋繊維の破壊と、超回復

運動により筋肉を使い強い負荷をかけると、筋繊維は一時的に壊れるということは先ほどお話しました。
しかし、人間の身体には壊れた筋肉を修復する機能が備わっています。
そして、そのタイミングで適切な栄養と休養を取り入れることで、運動により壊れる前の筋肉よりも強い筋肉が再生されます。このメカニズムを「超回復」と言います。
超回復の時間は、個人差はありますが、だいだい24~48時間程度と言われています。
その間、しっかりと休養をとり、筋肉の材料である「たんぱく質」や「アミノ酸」「ビタミン&ミネラル」の摂取を意識します。超回復が起こるのを待ってから、次のトレーニングを行う方法が理想的です。

つまり身体(筋肉)を成長させるためにトレーニングは不可欠ですが、身体が成長するのはトレーニング中ではなく、回復中に起こるということが重要なので覚えておいてください。

② 栄養について
巷では数多くの健康食品やダイエットサプリメント等が溢れかえっていますが、身体にとって本当に重要な栄養素とは何なのでしょう。

まずは3大栄養素となる、タンパク質、脂質、炭水化物を基本と考え、さらにビタミン、ミネラル、食物繊維を合わせて六大栄養素を摂取することが重要ですが、皆さんはこれらの栄養素をバランスよく摂取できているでしょうか。
栄養素の吸収率に関しては、年齢、性別、人種、あるいは他の食品との食べ合わせ等で差が出たり、同じものを食べても10人が10人同じように栄養素を吸収できるわけではありません。
ただ、細かい部分に関してはあまり神経質になり過ぎず、基本は3大栄養素をしっかり摂りつつ、不足分をプロテインや、ビタミン・ミネラル等のサプリメントで補っていくのも、簡単で分かりやすい方法のひとつだと思います。

③ 休養について
筋トレによって壊された筋線維を修復したり、疲労した身体を回復させたりするためには、十分な休養を取ることがとても重要になります 。

日本疲労学会によると、疲労は「心身への過負荷により生じた活動能力の低下を言い、思考能力の低下や刺激に対する反応の低下、注意力の低下、動作緩慢、行動量の低下、頭痛、肩こり、腰痛などがみられる」とされています。

ちなみに、私が経営する整骨院では、トレーニングジムを併設していて、トレーニングを行った方には必ず、コンディショニングとしてスポーツマッサージやストレッチなどの施術を受けていただき、「超回復」を積極的にサポートすることで、健康的で、かつ効果的なトレーニングを行っています。
また、サプリメントなどの栄養指導も希望される方には行っています。
その結果、現在当院でトレーニングをされている方のなかには、トレーニングによって体調不良を起こしたりする方はおられません。

③ まとめ
ここまで、健康な身体づくりに必要な3要素について解説してきましたが、現代人にとってこの3つのバランスをとることは結構難しいことだと思います。

特に多くの方は、トレーニングに重要性を置き、栄養に関しては特に独身の方は作る暇がなく、外食がメインになることも多いと思います。
ただ、真剣に身体作りに取り組んでいる方やアスリートの方は、ある程度作り置きが可能な食材を保存しておき、必要な時に食べたり、それができない方は、不足している栄養はサプリメントなどで補っています。

私が以前から危惧しているのが、コンディショニングです。
運動さえしていれば、「健康になる」「筋力がアップする」と思っている方が多いのです。
テレビでは、一流のアスリートの方々のトレーニングを伝える番組を多く見ますが、コンディショニングを伝える番組はあまり見ません。
実はトレーニングの後には、コンディショニングトレーナーの施術を受けたりしているのです。
当院では、一般の方もトレーニングジムで汗を流した後で、積極的にコンディショニングの施術を受け、健康な身体づくりのプログラムとして取り入れている方が増えてきています。

このようにちょっとしたことですが、長い目でみると大きな開きがでてきますので、みなさんも「健康づくりの3要素」試してみてはいかがでしょうか。

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