インフルエンザワクチンを打つ目的は?

インフルエンザワクチンを打つ目的は?
JCR登録カイロプラクターの彦坂です。

インフルエンザの流行する季節になりました。

皆さんのまわりにインフルエンザにかかっている方はいませんか?

今年2月のブログで、小児科クリニック院長のインフルエンザについてのコメント記事を紹介しました。

「熱があっても、飲み物や食べ物をとれていれば自然に治る。呼吸が苦しそうな場合や意識状態に急激な変化がある時などを除き、受診は平日に」

さて今回もインフルエンザについてお話しします。

予防策として日本では当たり前となっているインフルエンザワクチンですが、はたしてその効果はどうなのでしょうか。

WHO(世界保健機関)は、「インフルエンザワクチンは感染予防の効果は期待できない」と見解を出しています。日本の厚生労働省も「インフルエンザにかかる時は、インフルエンザウイルスが口や鼻あるいは眼の粘膜から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、ワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。」とホームページ上で発表しています。

答えは、インフルエンザワクチンでインフルエンザの「感染」は防げないということです。

これは重要なポイントです。

巷では「ワクチンを打ったのにかかったよね!」という声をよく耳にします。

では、ワクチンの接種は意味がないのか?という疑問ですが、厚生労働省は「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果を期待することはできません。としています。

なんともややこしい説明です。要するに「発病」も防げないということですよね。(私はそう解釈しました。)

厚生労働省がいう「発病」とは

~ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。~

私は、「発病」とはウイルスに感染したことでからだの免疫機能の治癒反応が正常に起きていると考えます。感染後、からだが健康を取り戻すための免疫の一連のプロセスに過ぎないということです。「感染」したら「発病」することは大切だと思います。

一旦整理すると、インフルエンザワクチンで「感染」、「発病」は防げないということです。(私はそう解釈しました)

ではワクチンの目的はなにかというと「重症化を予防する」ことです。

ただしポイントとして、「特に基礎疾患がある方や高齢者」に重症化の可能性があるということです。

下記の方が重症化のリスクあるとして挙げられています。

・65歳以上

・慢性的な肺の病気(喘息など)

・心臓や血管の病気(高血圧は除く)

・悪性腫瘍(治療中)

・腎臓病

・肝臓病

・血液疾患

代謝性疾患(糖尿病)

・神経や筋肉、発達に関する病気

免疫抑制剤を服用中

HIV患者

・妊婦もしくは出産後2週間以内

・病的な肥満

・施設(老人ホームなど)入所中の方

ということは、健康状態に特に問題がなく、65歳より若い方々にインフルエンザワクチンの接種は必要なのでしょうか。

2011年にオランダのメディカルセンターで行われたワクチンの研究結果が公表されています。それには子どもに定期的にワクチン接種をすることでインフルエンザと闘う免疫システムが悪化すると結論づけられています。

まずご自身の健康状態にリスクがあるのか、ないのかを確認してみてください。

続いて、インフルエンザ感染後のインフルエンザ治療薬についてお話しします。ワクチン接種の有無にかかわらず、感染後にどのような治療を選択すればいいのか考えてみましょう。

この話題も以前ブログでお話ししました。1回の服用で済むということで昨年から人気が出ている「ゾフルーザ」に重大な問題が起きました。ゾフルーザを飲んだ15歳以下の3割から耐性ウイルスが検出されたと発表があったのです。しかもゾフルーザを飲んでいない3歳の女児からも耐性ウイルスが見つかりました。これは服用をした兄から耐性ウイルスがうつった可能性が高いとされています。薬を飲んだばかりに耐性ウイルスによって熱が再び出て治癒が長引く可能性がある。それこそ「重症化」につながるのではないかと心配します。しかも耐性ウイルスは他人にうつる可能性がある。これでは何のための薬なのか、本末転倒です。

インフルエンザに感染、発病しても、薬を使わなくても99パーセント治癒していく方向へ向かうということを、信じてみてはどうでしょうか。

冒頭の小児科クリニック院長の言葉をぜひ見直してください。

わたしは20数年、風邪やインフルエンザにかかっていません。抗生物質なども30年飲んでいません。私なりに重要な4つのポイントを押さえているからだと思いますので、ここで紹介します。

まず、1番重要なのは「栄養」です。細菌やウイルスと闘うのは免疫細胞です。その免疫細胞の材料や働きをサポートするのはなんといってもタンパク質やビタミン、ミネラルです。私はサプリメントも活用して、不足しがちな栄養素を補っています。

2番目に重要なポイントは「良質な睡眠」です。免疫細胞がしっかりと働いてくれる条件は「夜、しっかりと寝ること」です。そして睡眠の質も大切です。アルコールやカフェインの摂取過多で睡眠の質を低下させてしまってはウイルスとの闘いに負けてしまいます。(年末年始の過ごし方に気を付けましょう。夜中の初詣、夜中に出発するテーマパークへの外出などで寝不足にならないように気を付けましょう)

そして3番目は「粘膜の健康」です。細菌やウイルスが侵入してくる粘膜が脆弱(ぜいじゃく)では元も子もありません。1番目の「栄養」と、2番目の「良質な睡眠」がしっかりできていれば、健康的な粘膜組織が形成されます。日中はマスクをしたり、口呼吸にならないよう気を付けて、鼻やのどの粘膜が乾燥しないようにします。私は自宅と職場で加湿器を使用しています。

最後に4番目は「冷えから守る」ことです。冷えは免疫細胞の働きを低下させます。私は、夏場はエアコンの冷えから守るため、冬は気温の低下から守るために1年中レッグウォーマーをはいています。また洗髪後、ドライヤーですぐに髪の毛を乾かし、頭、首、肩を冷やさないように気をつけています。(濡れたままの髪の毛を放置しておくと頭痛、肩こりの原因にもなります)

以上、わたしが気を付けている4つポイントです。これで20数年、風邪やインフルエンザとは無縁です。

※インフルエンザワクチン及びその治療に関しては医療者の間でも意見がわかれています。

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やってはいけない!ダイエット

世の中に「ダイエット方法」は数々ありますが・・・

あなたはどんな「ダイエット」に挑戦してきましたか?

 

頑張っても・・・頑張っても

途中で挫折してしまったり・・・

すぐにリバウンドしてしまったなどなど

そんな経験ありませんか?

 

結果が出にくい「ダイエット」って

やっぱり存在するんですよね~

 

「やってはいけない!ダイエット」って

なんだと思いますか?

 

実は・・・・

「〇〇だけダイエット」

 

運動だけ・・・グレープフルーツだけ

サプリメントを食べるだけ・・・などなど

少し書き出してみましょう

 

1.運動だけ

残念ながら「運動」だけでは痩せません。

ケーキ1個のカロリーは、200~400kcal

体重60kgの人が1時間ウォーキングをして

消費するカロリーは126kcal・・・・

ダイエットのためには「運動」は必ず必要ですが

占める役割は2割くらいです。

かなりの「気合」と「根性」が必要ですね。

 

2.食事制限

日頃から「大食い自慢の方」や

甘いものを食べ過ぎる傾向にある人にはお勧めで

ストイックに頑張れる超人的な気力が必要です(笑)

 

食べなければ「摂取カロリー < 消費カロリー」で痩せますが

生きていくために必要なエネルギーが不足して

強烈な「停滞期」に必ず陥ります。

 

お肌もボロボロ、張りもなくなって病人の様になり

「痩せた」ではなく、「やつれた」という表現が

正しいかもしれませんね。

 

また「拒食症」などを引き起こす恐れもあるので

この方法を選ぶ方は栄養学をきちんと学んだ

専門機関でのトライをお勧めします。

 

3.単品ダイエット

バナナダイエット納豆ダイエットなど

1つの食品だけでダイエットするのは

栄養素が偏ったり、足りなくなってしまいとても危険です。

 

一度、栄養価が高いからと「バナナだけダイエット」に

挑戦したことがありますが・・痩せない!

おなかが減って、足に力が入らなくなり

ボーっとすることが増えて・・・むくみはじめ

最終的には体調を壊し病院のお世話になってしまい

そのあと恐ろしいくらいのリバウンドを経験しました(笑)

 

4.食事を減らして、運動をする。

これは・・・最悪です。

一番、挫折しやすく、リスクの高いダイエット法で

若い子でもおススメできないダイエット法です。

 

特に年齢を重ねた大人がこれをすると・・・

栄養素不足で回復が遅れケガをしてしまったり、

からだに負担がかかり病気が悪化したりと

いいことなし!!

絶対に!!やってはいけません。

 

ビタミンやミネラル、たんぱく質などが不足すると

お肌の荒れやたるみ、シワの増加などの

「老化現象」を招き、

 

何より栄養不足が続くと、

なるべくエネルギーを使わない様に

「低燃費モード」になり、

 

一番怖いのは、つらくて挫折した時にやってくる

また食べ物が入ってこなくなるかもしれない!!!を

学習をした脂肪をため込む「備蓄モード」

 

皆さんも、すくなからず思い当たることがあるはずです。

こんな「ダイエット」に挑戦していた方は

「百害あって一利なし」即!辞めましょう!

 

少し長くなってしまいました・・・(@_@。

本当はあと・・もう一つ

サプリメントによる「置き換えダイエット」

これについては、またもや長くなりそうなので

次回にお話ししますね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

《健康な身体づくりの4つの基本 〜食事その2〜》


こんにちは。

鍼灸&柔整師 松本」です。

前回のブログで、「私たちの身体は食べたものでできている」ことをお伝えしました。

今回は、「細胞のターンオーバーと食事」についてお伝えしたいと思います。

◉ まず前回のおさらい!
▼ 私たちのからだは、およそ37兆2000億個の細胞でできていて、それらの細胞には寿命がある
▼ 私たちの身体(細胞)にも寿命があり、寿命が尽きた細胞は新しい細胞と入れ替わる「代謝」を切り返すことで、私たちの身体を維持している
▼ その「代謝」に必要な材料は私たちが食べた栄養素を使っている
▼ 多くの細胞は半年以内で生まれ変わるため、今食べているものが半年後の身体を作っている

このように私たちの身体にとって、食事がとても重要であることがご理解できたと思います。

◉身体の細胞が代謝する期間って?
私たちの身体を作っている一つひとつの細胞にも寿命があることは、前回お伝えしました。

例えば、髪の毛が抜けても、その代わりに新しい髪の毛がまた生え、爪を切っても伸びますし、皮膚が傷ついても再生します。

それは、寿命のつきた細胞が新しい細胞にどんどん再生しているからなのです。

◆ 細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)
生まれ変わっているのは、目に見える細胞だけではありません。
例えば体の中の血液や胃腸などの臓器、骨なども毎日少しずつターンオーバーしています。

全身の細胞は6〜7年で全て入れ替わるといわれていますが、身体の部位によって寿命は異なってきます。
◆ 年齢や部位によって寿命が違う
年齢や、体の部位によって生まれ変わるターンオーバーの速度は違います。
若い人ほど、ターンオーバーが速く、逆に年齢が高くなるにつれてターンオーバーはゆっくりになります。

各細胞・組織のターンオーバーの期間については、下記を御覧ください。

▼ 赤血球の寿命
血液の成分である「赤血球」の寿命は約120日です。

例えば、鉄分不足による貧血の人は、鉄剤を飲み始めて約4ヶ月後に貧血が改善します。

▼ 肌の寿命
肌の細胞は訳28日でターンオーバーがおこります。

▼ 髪の寿命
髪の毛の寿命は、約2年〜6年です。

髪の毛は1ヵ月で1㎝、1年で12㎝伸びると言われています。

ただし、髪の毛の寿命や伸びるスピードは人それぞれですが、髪の毛を切らずに伸ばし続けると、大体腰位までの長さ(約70㎝)でストップするようです。個人差はありますが… 

▼ 筋肉の寿命
筋肉は約60日で生まれ変わります。

例えば、筋トレを始めてもすぐに見た目、筋力は変化しませんが、これは約60日かけてじっくりと成長しているからです。

▼ 骨の寿命
じつは骨も毎日生まれ変わっています。

骨を溶かす破骨細胞と、骨を作る骨芽細胞が常に活動して、カルシウムが溶けたり、吸収されたりしているのです。

手指などの小さい骨が生まれ変わるのに約3ヶ月、太ももの骨である大腿骨などの大きな骨は、約3年ほどかかります。

▼ その他の寿命
脳の細胞のターンオーバーは、約1ヵ月〜1年で生まれ変わります。

心臓の細胞のターンオーバーは約22日です。

肝臓の細胞のターンオーバーは約60日です。

胃腸の細胞のターンオーバーは約3〜7日です。

このように各細胞・組織は場所によってターンオーバーの時間が違います。

また、何か物を作るには材料が必要なように、私たちの身体の細胞がターンオーバーするにも材料が必要です。

それが食べ物なのです。

◆なぜ、お腹が空くの?
ところで私たちは普段、「お腹が空く」から食事をしていませんか?

では何故「お腹が空く」のでしょう?

実は「お腹が空く」のは、新しい身体を作ったり、健康を維持するために必要な栄養が必要と脳が判断して食欲、つまり食事をしているのです。

前回のブログでお伝えしたように、食べたもので身体が作られているので、身体にとって良い食べ物を食べれば体の調子が良くなりますし、悪い食べ物を食べれば体の調子が悪くなるのは当たり前だと思いませんか?

◆ この先自分が健康でいるためにはどんな食事をすれば良いのか?
イギリスの大学の研究報告によると、イギリスでは健康的な食生活は、不健康な食生活よりも3倍の費用がかかるため、低取得の人が手頃な価格で満腹感を得られるとしてジャンクフードが蔓延し、肥満化の問題として懸念されています。

日本でも10~20代において、外食するときの優先事項においしさやサービスよりも“値段が安い”ことを優先する層が、40代以上に比べて約2倍ほど多くなっていて、ファーストフード店側も、若年層や子供を持つ家族などの低収入層や食費を抑えたい家族層をターゲットとして、安価で手軽に満腹感を得られるジャンクフードが選ばれる仕組みを重要視しているようです。

若い時は、食生活の乱れによる体調の変化に気づきにくいため、健康に対する危機感が薄れてしまうのかもしれません。

しかし50代、60代以降になると、食生活の乱れは健康・不健康の差を大きく生み出します。

今、食べるものに投資しないと、大きな後悔につながります。

私たちは本来、あなたにとって必要な栄養素を摂ろうと「食欲」というセンサーが働き、自然に正しい食事に導き、健康な細胞を創ることで健康体を保とうとします。

ところが、偏った食事を続けたり、無理なダイエットをすると、食生活が乱れてしまい、本来身体が持っているセンサーが狂ってしまいます。

そうすると、身体に不足している栄養素を認識できずに、健康な身体を作るのに必要なしょくじではなく、食べたいものを手当たり次第食べてしまい、栄養のバランスを崩した食事になってしまいます。

このように、食事の摂り方によって自分自身の健康が左右されることに注意し、身体が本当に必要な食べ物を意識して、日々体調と向き合えっていけば、50〜60代になったとき、「健康な身体でよかった」と若いころの自分に感謝をすることになるでしょう。

 

今回はここまで。

私たちの体は食べたものでできていて、その摂り方によって自分自身の健康が左右されるということが少しでも理解出来たでしょうか?

次回はじっさいにどのような食事が良いのか?もう少し詳しくお伝えしたいと思います。

「西洋医学東洋医学のいいとこ取りしちゃえ!鍼灸&柔整師松本」がお伝え致しました。

 

 

薬と食品の意外な飲み合わせとは!?~対応方法もお伝えします~

こんにちは。薬剤師の岩本まりこです。

以前、「グレープフルーツが大好きなんだけど、今飲んでる薬との飲み合わせが悪いので、グレープフルーツは全然食べてないんです。」と言う患者さんがいらっしゃいました。

薬を飲む時に、飲む量や飲む時間、他の薬との飲み合わせについては意識している人も多いと思いますが、食品には意識がいきにくいのではないでしょうか。

しかし、薬と一緒に取ってはいけない食品も意外にあるんです。

今回は、薬を飲む時に注意してほしい食品について書いていきます。

 

薬を飲む時の基本
皆さんは薬を飲む時は、何で飲んでますか?

お茶ですか? ジュースですか? まさか、お酒で飲んだりはしてないですよね?

薬は水かぬるま湯で飲むことを前提に作られているので、他の物で飲むと薬の効果が悪くなったり、思いがけない副作用が出ることがあります。

一部の薬で、グレープフルーツジュースや牛乳で飲むと良くないと分かってきているものもありますが、まだまだ分からないものも多いと思います。

ですから、薬を飲む時は、必ず水かぬるま湯で飲んでくださいね!!

今分かっている飲み合わせの良くない飲み物や食べ物について、代表的なものを以下にまとめてみました。

 

グレープフルーツジュース
ある種の血圧の薬を飲んでいる方がグレープフルーツジュースを飲むと、血圧の薬が分解されにくくなって薬の効果が強く出てしまいます。

あまり知られてないかもしれませんが、血圧の薬以外にも一部のコレステロールの薬や睡眠薬も同じように効果が強く出てしまうので、グレープフルーツジュースは避けてください。

最初にお話しさせていただいた患者さんはグレープフルーツが大好きなのに、グレープフルーツの果汁が数パーセントでも入ってるジュースやゼリーまで避けるほどの徹底ぶりでした。

コップ1杯のグレープフルーツジュースにはグレープフルーツ5-6個分の果汁が入っているので、100パーセントジュースを飲むのは控えてもらう方がいいのですが、数パーセント入っているものを時々飲む程度であればそれほど影響はないと思われます。

そのことは患者さんにもお伝えしたのですが、薬の効きが悪くなるのがイヤなので、ジュースを飲むのはやめておきますとのことでした。

すごく意思の強い方ですね! 私だったらそこまでできないかなぁ・・・。

グレープフルーツジュースに影響されない薬もあるので、グレープフルーツが好きな方がいらしたら、ぜひ医師に相談してくださいね。

 

牛乳
痛み止めなどを飲む時に、お腹に何か入れてから薬を飲む方が胃への負担が軽くなるからと、牛乳を飲んでから薬を飲む方もいらっしゃるかもしれません。

でも、牛乳と一緒に飲むと効果が悪くなる薬もあるので注意してください。

牛乳と一緒に飲まない方がいい薬は、一部の抗生物質です。

一緒に飲むと抗生物質の吸収が悪くなってしまいます。

ですから、薬を飲んだ後2時間程度は牛乳を飲むのは控えてください。

このような薬が処方された場合は、医師や薬剤師から説明があるはずなので、しっかり聞いてくださいね。

 

納豆、クロレラ
ワルファリンという薬は、血が固まる時に必要なビタミンKの働きを妨げることによって血を固まりにくくします。

一方、納豆やクロレラにはビタミンKが大量に含まれています。

ですから、これらをワルファリンと一緒に摂取すると、薬の効果を弱めてしまい血栓ができやすくなってしまいます。

最近、納豆を食べても影響がない薬が開発されたので、納豆が好きな方で血液を固まりにくくする薬が必要な方は医師に相談してください。

 

まとめ
薬と食品の飲み合わせについては、次々と新しい情報が出てきています。

一昔前は、お茶と鉄剤は一緒に飲んではいけないと言われていましたが、最近では大丈夫とされています。

また、他の食品やサプリメントについても、薬との飲み合わせが悪いものもあります。

お好きな食品や普段飲んでいるサプリメントがある方は、薬をもらう時に必ず医師や薬剤師に確認するようにしてくださいね。

コラーゲンって本当にいいの?

薬剤師の垣内です。

今日はコラーゲンについて語りたいと思います。正直、日本の特に女性はコラーゲンが大好きですね!笑

スッポンなどゼラチン状の物は食べたらお肌プルプルになると思い込んでいる。そして食べた翌日は肌がプルプルになったと感じる方も多い様ですね!

これをプラセボ効果と言いまして、思い込んでいたら、それが実現したと、偽薬でも思い込んでいると聞いた様な気がする効果なんですね。まっ思い込んで効果があれば、それっは良いことですし、コラーゲンを摂取して女性が綺麗になった気がするのは良いことだと個人的にはそう思っています。

しかし科学的にはいかがでしょうか?ほぼ効果が無いと言って良いのでっは無いでしょうか?

体のタンパク質の約30%はコラーゲンです。そのコラーゲンには様々な型が存在しているのが知られており、皮膚になると70%がコラーゲンで占めています。おっと・・・女性のコラーゲン神話に勇気を与える様な話になってきましたね!

真皮のコラーゲン分子はアミノ酸が繋がってできた鎖を3本組み合わせた「三重螺旋構造」をしておりハリと弾力を与えてみずみずしく健康的な肌を保つ働きをしています。

コラーゲンは肌のみならず身体全体のあらゆる所に存在しており、骨や血管などに多く含まれています。体内のコラーゲンは約3キロ、500mlのペットボトルなんと6本分にもなるのです。

高齢者の特に女性に多いのが骨粗しょう症です。これはカルシウム不足が原因に挙げられますが、体内のコラーゲンの減少も原因の一つだと考えられています。またコラーゲンが不足しますと、関節が痛んだりします。これは骨と骨を繋ぐ関節は特に二型コラーゲンという希少コラーゲンが存在しており、これが関節が円滑に動くことをサポートしているから加齢とともに、これが減少すると痛みの原因になりうるのです。

またコラーゲンが骨の内側の柔軟性保つことで骨がもろく折れやすくなる事を防いでいます。そして血管にも多いので、加齢とともにコラーゲンの減少は動脈硬化の原因にもなり得ますし、これは高血圧や、脳卒中心不全など重篤な病気の引き金になることもあります。

なんかコラーゲンって凄いですね!

しかし コラーゲンを化粧品で塗ったり、サプリメントで摂取して

僕は薬剤師として、その効果については懐疑的な考えを以前は持っていました。理由はいくつかありますが、まずはコラーゲンの化粧品についてです。大体、真皮にコラーゲンが多いわけです。しかしコラーゲンは分子量が大きくて皮膚には浸透しません。よく化粧品を売っている販売がこれは吸収するなど言っていても、これは全く信用できない。吸収もするわけないし、吸収すれば、それは化粧品ではなくなる。化粧品は元来、吸収してはいけない物ですからw

そしてサプリメントのコラーゲンです。殆どのものが魚から抽出されたフィッシュコラーゲンです。これは哺乳動物と組成が全く違います。そして、これを口から摂取したところで、これは胃の胃酸で文化されてしまいます。コラーゲンはタンパク質の一種ですから、分解されるとそれはアミノ酸になるわけですし、それならもっと単価の安いアミノ酸を飲んでも良いのでっは?と思いました。

また、その分解されたコラーゲンが腸から吸収されたとして、これが血管から全身に渡り、その成分が再度、コラーゲンやヒアルロン酸へと、再合成されることなどあり得ないわけで、これは企業のCM戦略に乗せられて、消費者、特に女性は高価で効果のない物に無駄使いをしていると考えていました。

しかし最近はコラーゲンの研究も進み、また新たなコラーゲンが開発されて、効果的なんだろうと認識しています。

まず皮膚への塗布ですが、コラーゲンやヒアルロン酸は、肌の表面で、特に顔になると、顔に存在する常在菌と反応し、分解され、肌に有用な栄養になるという研究もあります。またヒアルロン酸も肌表面に水分を溜めみずみずしさを保ちます。また化粧品として、様々な他の有用な天然成分を配合する事によって皮膜効果によって肌のハリや、小皺の改善効果もあり、その即効性も、認められ塗った瞬間にその効果が肉眼でもわかる様な製品も開発されています。

サプリメントにしても胃酸で分解されずに腸まで届くものが開発されて特許を取得して、世界的な賞を多数受賞しているコラーゲンテクノロジーも存在しており、この開発過程では、成分はなんと日本の山梨県の山村にて発見されたのです。この村のおばあちゃんが肌の張りもあり、やたら若く見えるので、その食生活が研究され、そこから鶏の胸骨からその成分が発見されました。

そこから抽出したコラーゲンを最新技術でナノ化した所、やはりこれは胃酸で分解されて、血中濃度は何の変化も無かったとの事です。しかし、それを独自の技術で最適化した所、これはヒアルロン酸血中濃度を28日で6000%まで増加されたとの研究結果になりました。

そして様々な企業でも、このコラーゲンの開発や研究が進んでおり、胃酸で分解されたコラーゲンでも、その摂取において血中濃度に変化があったとの研究もあります。

まだまだ研究は始まったばかりでWIKIには、その効果は不明とも書かれていますが、僕としてはコラーゲンは人体にとって食事の補助として、非常に大切であらゆる良い改善が考察できると確信しています。

前のブログでは癌について書きましたが、転移性の癌は、原発からリンパを通じて様々な臓器に転移して増殖していく訳です、その時に正常な細胞を浸潤して行きます。その細胞の外壁もコラーゲンなわけです。それならそこが強化されていれば、転移がんを予防する事に繋がるとおっしゃっている栄養学の先生もいました。僕もその様に思います。

血管にも、臓器にも、そして骨にも。肌の美容が一番に考える方が多いと思いますが、美容と健康に欠かせないものがコラーゲンだと多くの方が確信を持つ時も近いと思っています。

そしてコラーゲンを食生活の改善のみで摂取するのは厳しいのでサプリメントで摂取するのがベターだと思います。

また内側と外側。サプリメントと美容液などの化粧品の両方からのアプローチで美と健康を手に入れることができると思います。

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ジュニアスポーツ

JCR登録カイロプラクターの彦坂です。

 

先日行われた「ラグビーワールドカップ2019日本大会」は大変な盛り上がりをみせ、大成功で幕を閉じました。

どこに転がるかわからない楕円形のボールを大男たちが追いかけ、本気でぶつかりあい、単純そうで実は戦略的なスポーツであること、また、試合終了のホイッスルが鳴れば、敵味方関係なくお互いの健闘を称え合う姿が、観る人たちの心を魅了したのでしょう。

 

来年は「東京2020オリンピック」が開催され、33種類の競技が実施される予定です。

日本国内の夏季オリンピックの開催としては56年ぶりとなり、スポーツへの関心がこれまで以上に高まり、ジュニアスポーツへの関心も集まるといわれています。

 

子どもたちが、幼少期からの遊びやスポーツをとおして「運動習慣」を身に付け、将来にわたり「健康」に関心を持ち、より良い人生を送れるようになってもらいたいとの思いから、

 

今回は「ジュニアスポーツ」についてお話します。

 

 

皆さんは「プレ・ゴールデンエイジ」、「ゴールデンエイジ」という言葉を聞いたことがありますか。

 

「プレ・ゴールデンエイジ」とは・・・

・4歳から8歳頃まで

*神経系が80%まで形成され、急激な成長を迎えるといわれています。

運動能力の基礎は、じつはこの年代で形成されます。

この年代は主に「外遊び」をさせると良いです。この時期に「外遊び」をよくした子は、その後「日常的に運動をする」という習慣が身につくといわれています。公園でのブランコや滑り台、ジャングルジムも良いでしょう。ボールを転がしたり、投げたり、蹴ったり、「外遊び」を存分にさせてあげることが大切です。

子どもは遊ぶことが大好きで、だれからも強いられず、自分の興味のおもむくままに無心に遊んでいれば、自然と運動能力は身に付いていきます。

私も自分の子ども達をよく公園に連れていきました。子どもは繰り返し同じことをして遊びます。子どもが遊びに飽きるまでつきあうには、親もそれなりの体力と忍耐力が必要だと感じました。しかし遊びに満足した子どもの笑顔は、いのちが輝いていると言っても過言ではないほど良い顔をしています。

この年代で特定のスポーツをするなら、「楽しい」を基礎において取り組ませることが良いと思います。

 

 

「ゴールデンエイジ」とは・・・

・9歳から12歳頃まで

*神経系の発達がほぼ100%になるため、動きの習得にもっとも適した年代といわれています。

運動においていろいろな動きを即座に短時間で習得できることから、この年代を「ゴールデンエイジ」と呼びます。

スポーツで重要となる基本的な技術や高度なテクニックはこの時期に覚えさせると良いです。

この年代で特定のスポーツに取り組まなければトッププロになれないという考えが世界では常識です。

集中できるスポーツをひとつみつけて、その他にもいろいろなスポーツを経験させてあげられると良いです。

 

ジュニアスポーツで気をつけなければならないことがあります。それは、この時期の子どもの筋肉は未発達なため、パワーやスピードをあまり追求しないほうが良いということです。

また、ひとつの競技で同じ動作を繰り返すことを、休息をとらずにやらせてはいけません。

 

中学生や高校生になって、野球肘やテニス肘、膝のオスグッドなどでメスを入れなければならないケースや、疲労骨折や腰椎分離症を抱えてしまうジュニアアスリートもいます。

 

そしてあまり厳しい指導で子どもが「やらされてる」と感じてしまうと、「燃え尽き症候群」になってしまい、スポーツが心から楽しいと思えなくなり、運動そのものが嫌いになってしまう可能性もあります。

 

精神面では自我が形成されてくる年代です。スポーツを通して協調性や自制心、集中力、決断力など、社会に出てからも必要とされる能力を身につけることができます。

 

 

まとめ

 

将来「健康」を手に入れるには、幼少期からの「外遊び」がとても重要になります。

そして特定のスポーツに取り組む場合は、単一の動作のやり過ぎに注意することです。

万一ケガを負った場合、湿布やインドメタシン入りのクリームなどの使用は十分に注意が必要です。

 

スポーツとは運動、栄養、休息の3つバランスがとれてはじめて効果が上がります。もしもお子さんやお孫さんがスポーツをされていたら、是非とも環境を整えてあげてください。

 

 

 

*神経系とは・・・バランス能力や巧緻性(こうちせい・・器用、うまさ)といった、身体を思い通りに動かす能力に必要な要素です。習得した動作は、将来にわたって消えることはほとんどありません。よって、12歳までに様々な動きを経験させておくことが重要だと考えられています。

 

 

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