洗顔から始める、肌のキメ対策

肌印象の決め手、肌のキメ。年齢を重ねると、大きく変わってくるとされます。スキンケアの基本、洗顔からまず見直して。

■肌のキメは、肌印象に直結する
肌の美しさを左右するキメの姿は、肉眼ではっきりと見るのは難しいですが、顕微鏡で見るとわかります。肌表面に皮丘と呼ばれる三角形のような形をした少し高いところ、皮丘と皮丘の間にある皮溝と呼ばれる少し低いところがあり、肌キメは皮丘と皮溝の状態で決まります。
皮丘、皮溝の高さの差が大きく、皮丘が多くあるほど、肌は「キメが細かい」状態になり、より美しく見えます。
しかし、年齢を重ねると皮丘がなだらかになり、皮丘の数が減り、肌のキメが粗くなる傾向にあります。肌キメが粗くなることで、肌印象が変わってきます。顕微鏡で見る20代と50代の肌キメは、大きく違うという報告もあります。

■スキンケアの基本は、洗顔から
肌キメ対策は、日々の汚れを残すことなく落とし、十分な保湿をすることから。
秋は、気持ちの良い気候のもと、外出や運動が増え、汗、皮脂、大気汚染の汚れが、肌に負担を与えていることも。汚れが残る肌に保湿をしても、肌に潤いが届かないかもしれません。また、肌の新陳代謝は主に睡眠中に行われるので就寝前に、肌を清潔な状態にしておくことが、大事です。
眠いから、疲れているからと洗顔をしないで就寝してしまうことが無いようにしたいものです。夜のメイク落とし、洗顔は、潤いを残す保湿力があるものを選ぶと、さらに安心です。
温度、湿度が下がっていくこれからの季節、洗顔後の保湿では、美容液やクリームなどの量を少しずつ、多めにすることを心がけると良いでしょう。

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