今回は、ネットワークビジネスをされているネットワーカーとよばれる方々が大好きな「金持ち父さん貧乏父さん」という本に隠された秘密や嘘について検証して行きたいと思います。
ネットワークビジネスをされている方々は、この本を読ませて、
サラリーマンはダメだ
そのラットレース（金持ち父さんの本の中で、働いても働いても貧乏から抜け出せない雇われている人たちをこの様に呼んでいます）から抜け出すためには、お金の為に働いてはいけない、学ぶために働くのだと教えている部分があります。
もの凄く雑な要約をしましたが、興味がある方は人に借りるか中古でいくらでもありますから読んでみて下さい。勿論、勉強になる部分もあります。
しかし本質は正しくないし、残念な内容であるというのが私の考えです。
この本の内容は完全にサラリーマンという職業を馬鹿にしています。そしてこれらのロバート・キヨサキ氏の本を使っている人は見事なまでにネットワークビジネスなど勧誘している人たちです。
私はこの本の話を持ち出してくる人には近寄らない方が良いと思っています。
この本を持ち出す人は情報弱者です。そして知識がない割には賢いと勘違いしている。そして儲かっている人などまずいない！儲かる訳などないのです‼️
検証:
この本が隠している秘密や嘘は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、サラリーマンはダメだと言う嘘です。
この本では、サラリーマンは「ラットレース」に陥り、一生貧乏から抜け出せないと断言しています。しかし、これは事実ではありません。
もちろん、サラリーマンの中には、お金に困っている人もいます。しかし、それはサラリーマンだからではなく、その人の努力や能力の問題です。
サラリーマンの中には、高収入を得て、豊かな生活を送っている人もたくさんいます。
また、サラリーマンは、安定した収入を得ることができ、社会保障も受けることができます。これは、独立して起業するよりも、リスクが少ないと言えます。
2つ目は、お金の為に働いてはいけないと言う嘘です。
この本では、お金の為に働くのは愚かだと説いています。しかし、これはまたしても事実ではありません。
お金は、生活を維持するために必要です。また、お金があれば、好きなことをしたり、夢を叶えたりすることができます。
もちろん、お金だけに執着するのは良くありません。しかし、お金を稼ぐことは、決して悪いことではありません。
結論:
「金持ち父さん貧乏父さん」は、一部に勉強になる部分もありますが、全体として見ると、残念な内容であると言えます。
この本を鵜呑みにしてしまうと、サラリーマンを馬鹿にし、ネットワークビジネスにハマってしまう危険性があります。
もし、この本を読んだことがあるなら、その内容を鵜呑みにせず、自分で考え、判断するようにしましょう。
