【健康食品の摂取による薬物性肝障害発症の報告について】

下記の資料は、2017年8月3日付の独立行政法人国民生活センターによる報道発表資料です。(同日付日本経済新聞朝刊にも掲載)ドクターメール箱(医師からの事故情報受付窓口のことです。) に寄せられた、2017年7月20日までの179件の情報のうち、9件は健康食品の摂取による「薬物性肝障害」と診断されたとの情報です。

資料は

https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20170803_1.pdf

 

薬の副作用の一つに、肝臓の機能が障害される薬物性肝障害があり、健康食品等でも発症することがあるとのことです。発症頻度はまれですが、重症化する場合もあり、消費者に注意喚起するためにこの報道発表が行われました。1ヶ月以上の入院となってしまった重症のケースも報告されています。

 

健康食品に品質上の問題がなくとも、健康食品を摂取し、ご体質、ご体調によっては健康被害が生じる場合が考えられます。「倦怠感」「食欲不振」「発熱」「黄疸」「発疹」「吐き気・おう吐」「かゆみ」等の症状がみられ、症状が継続する場合は、摂取をやめてすみやかに医療機関を受診してください。受診する際は、パッケージを持参するなどして、商品に関する情報(商品名、メーカー名、原材料等)を正確に伝えるようにしましょう。また、一緒に服用している医薬品等がある場合は、その情報も併せて伝えましょう。

また、健康食品は食品ではありますが、それぞれの製品ごとに使用上の注意が表示されております。パッケージまたは容器に表示されている「使用上の注意」をよくお読みのうえご使用ください。

 

https://modere-customer.net/catalogue/4020130/s/ePtdB6d/