アレルギーの薬って眠くなる? ~最新の体質改善薬もご紹介します~

こんにちは。薬剤師の岩本まりこです。

そろそろ花粉症の季節ですね。私は花粉症があるので、この時期はちょっと憂鬱です。

みなさんは花粉症はありますか?

花粉症の方は、受診するタイミングや眠気等の薬の副作用が気になりますよね。

今回は、アレルギー薬について書いていこうと思います。

 

アレルギー薬の種類
【飲み薬】

アレルギーの飲み薬でよく処方されるのは、抗ヒスタミン薬という種類の薬です。

ヒスタミン薬は1940年代から用いられている古い薬です。

副作用として眠気、口の渇き、めまい、頭痛などが挙げられますが、近年発売された新しい抗ヒスタミン薬では、副作用が軽減されているものがたくさんあります。

昔から使われている抗ヒスタミン薬を第1世代、最近の抗ヒスタミン薬を第2世代と言います。

第2世代の抗ヒスタミン薬は血液脳関門を通過しにくい、つまり脳へ行きにくいので眠気等の鎮静作用が少ないのです。

ドラッグストアの店頭やCMでアレグラやクラリチンという薬を見かけたことがあると思いますが、これらは第2世代の抗ヒスタミン薬なので、眠気は出にくいとされています。

点鼻薬

鼻に直接シュッと噴霧する点鼻薬では、ステロイドの入ったものが処方されることが多いです。

ステロイドと聞くと怖い薬だと思われる人もいるようですが、ステロイドは使用方法を守って使えばとても良い薬ですし、鼻に部分的に使う場合はそれほど副作用を気にする必要はありません。

妊娠16週以降の妊婦さんにも、必要があればステロイド点鼻薬を使うくらいですから!

どうしてもステロイドに抵抗がある方は、抗ヒスタミン薬の点鼻薬もあるので、そちらを選んでもらったらいいと思います。

点鼻薬は飲み薬よりは副作用が出にくいですが、抗ヒスタミン薬の点鼻薬で眠気が出た患者さんもいます。

飲み薬、点鼻薬に関わらず、薬で何か変わったことや気になることがあれば、医師や薬剤師に相談してくださいね。

 

薬を使い始めるタイミング
最近はメディアなどで早めの治療開始を呼びかけているので、かなり早い時期に薬をもらいに来る患者さんがいらっしゃいますが、あまりに早く薬を飲み始めると不必要な薬を飲むことになってしまいます。

逆に、症状がひどくなってから慌てて受診すると、症状を抑えるのが難しくなってしまいます。

花粉症では、症状が強く出る前に初期治療を始めることで、シーズン中の症状が軽くなることが分かっています。

「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」では、第2世代抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬については、飛散開始日(予測日)または症状が少しでも現れた時点で治療を開始するよう推奨されています。

そうは言っても、忙しくてなかなかちょうど良いタイミングで受診できない方もいらっしゃいますよね。そんな方は、早めに薬をもらって手元に置いておき、症状が出てから使うようにしてもらったらいいと思います。

 

夢の体質改善薬
ここ数年で、スギ花粉症の治療方法に大きな変化がありました。

それは、「舌下免疫療法」の登場です。

簡単に説明すると、微量のスギ花粉エキスを長期間(3~5年)にわたって舌の下から体内に吸収させ、アレルギー症状を改善する治療法です。

この方法で約8割の患者さんに改善効果が見られ、治療を終えてもその効果は長く続くとされています。

また、ダニによるアレルギー性鼻炎に対しても同様の薬が開発・発売されています。

個人的には、ダニから抽出したエキスの成分を体内に吸収させるのには抵抗がありますが、ひどいダニアレルギーの方には本当に夢のような薬だと思います。

ただし、微量とはいえ、アレルギーの原因物質を体内に取り込むため、アナフィラキシーの発現やアレルギー反応による副作用が生じる可能性があります。そのため、きちんと研修とテストを受けた医師でないと処方ができません。

舌下免疫療法に興味のある方は、下記のサイトからお近くで実施されている医療機関を探して相談してみてください。

https://www.torii-alg.jp/mapsearch/cryptomeria.html

 

最後に
アレルギーの薬はいろいろな種類があり、どんどん進化しています!

でも、薬だけに頼ることなく、自分でできる対策をされることも必要だと思います。

・花粉が飛びやすい日中の外出は控える

・外出時はマスクや眼鏡をかける

・帰ってきたら家に入る前に花粉を払い落とす

これらは簡単にできる対策としてよく言われることですね。

また、睡眠をしっかり取って体調を整える、バランスの良い食事を摂ることも重要です。

サプリメントで補充するのもいいですよね。私はミネラルのサプリメントを飲むようになってから、花粉症の症状が軽くなりました。

ご自身でできる対策をされた上で、毎年花粉症の症状がひどく出る方は、今年はぜひ早めに受診してみてくださいね。

 

https://lin.ee/qkUKhNp

新型コロナウィルスって何?その実態と予防とは?

薬剤師の垣内です。

世界は新型コロナウィルスのパンデミックで大騒ぎです!

生物兵器が漏れてしまったとか、実はこれはテロであるなど様々な憶測が飛んでおり、さらに人々の恐怖を煽っているのではないでしょうか?

皆さんは、この大騒ぎの現象は一体何なのか?

どの様に予防して行くのか?

ご存知ですか?

今日はそんな今、話題のコロナウィルスについて少し書いて行こうと思います。

まずウィルスとは何なのか?

前回もインフルエンザの時にお話しましたがWikipediaによると以下の様に記されています。

ウイルスは、他生物の細胞を利用して自己を複製させる、極微小な感染性の構造体で、タンパク質の殻とその内部に入っている核酸からなる。生命の最小単位である細胞やその生体膜である細胞膜も持たないので、小器官がなく、自己増殖することがないので、非生物とされることもある ウィキペディア

この複製させるものと言うのがDNAやRNAなのです。これを包むタンパク質がホスト(宿主→様々な生物)に寄生して増殖していきます。

何故、生物兵器などという噂が広まるのか?と言うと、このタンパク質を分析すると遺伝子配列が確認出来るわけです。

からしっかりと調査すると、それがどの様な経路で発生したのかを理解出来る可能性があるんですね。

その様な事から生物兵器が漏れたと言う情報が飛んでいます。この中国の武漢には正にその研究所があり、この武漢の市長はどの様な理由があったのかわからないのですが漏れたウィルスについて秘密にしていたとか、現在、中国当局に拘束されて行方不明になってるなどなど、そして現在、武漢ではまるでバイオハザードの映画であるかのような人がバタバタ倒れていくなど恐怖の動画がネットに投稿されたり、1月30日現在、その感染者は10000人を超えて死者は200人を超えています。毎日、感染者、死亡者は倍々で増えて正にパンデミックの様相です。

そしてついに世界保健機構(WHO)は30日、中国で感染が広がっている新型コロナウイルスへの対応に関する3回目の緊急委員会を開催し、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)に該当すると宣言したました。

アメリカや、日本政府も武漢からの自国民を緊急避難させる為にチャーター機での救出。そして私たちのこの日本でもついに感染者、発症者が出て、日々拡散している状況は憶測にさらに憶測を呼んで恐怖が増幅されている訳です。

これが生物兵器とか云々は置いておいて、これが世界で爆発的に広がり世界中を恐怖に陥れているのは事実であり、このウィルスは何なのか?どの様に予防するのか?を私たちが理解する事が重要だと考えます。

コロナウィルスとは細胞や細胞膜は持たず、増殖もできない。だが、ゲノム情報は持ち、「感染」によって他の生物をホストとして利用して自己複製する、生物と非生物の間に位置する「ウイルス」と呼ばれる構造体の1種で、ウイルス粒子(ビリオン)の外殻膜に当たる「エンベロープ」に、太陽のコロナのような形状が見られることからこの名が付いたRNAウイルスに分類されます。ほかのウイルスと同様に、コロナウイルスには細菌に対しては有効な抗生物質も効果はありません。

 人間に感染するコロナウイルスとしては、これまで6種が確認されていましたが、うち4種(HCoV-229E、HCoV-OC43、HCoV-NL63、HCoV-HKU1)はいわゆる「風邪」の病原体となる。感染しても症状は比較的軽微で済むが残る2種がSARSの名で知られる「重症急性呼吸器症候群コロナウイルスSARS-CoV)」とMERSの名で知られる「中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)」。感染すると重症の肺炎をもたらす。前者は、30を超える国・地域に拡大し、疑い例を含む患者は8069人、うち775人が死亡した(世界保健機関(WHO)、2003年12月時点)。

後者は27の国・地域で2494人の感染者が報告され、そのうち858人が死亡した(WHO、2019年11月時点)。新型コロナウイルスは、これらに続く、人間に感染することが確認された7つ目のコロナウイルスに当たり、国際的には「2019-nCoV」と呼称されている。

WHOは新型コロナウイルスによるものとみられる肺炎の致死率を3%程度と推定しています。インフルエンザの0.1%未満と比較すれば高い割合ですがSARSの約10%、エボラ出血熱の約50%、MERSの約35%と比べると低い数値になります。

ただしこれは感染者が増えたり、ウイルスが変異したりすれば致死率が変動する可能性もあるので注意が必要です。

また乳幼児や高齢者など免疫力が弱い人がかかると致死率は平均より当然上がりますので注意が必要です。

ではどうしたら予防出来るのか?

まず簡単なものは保菌者がいる所には行かない。

当然、保菌者が居ない所からは感染は起こりません。

そして、このウィルスの感染というのは前回、インフルエンザの感染予防でも書きましたが、保菌者のくしゃみなどからウィルスを含んだ飛沫が飛散して、それを鼻や口から直接入り込む、もしくは目など粘膜から入り込むなどで感染する飛沫感染です。まずは保菌者には絶対にマスクをして頂きたいのですが、それも実際にはわからない。

空気から自然と感染する空気感染ではない事を覚えておいて下さい。

あくまで保菌者からの咳やくしゃみによる飛沫、これが直接、および間接的に触れた部分からウィルスが体の中に入り込むわけです。

相手のくしゃみを直接浴びる事がなくても目に見えない距離を飛沫は飛んでいます。そしてその飛散したウィルスに手で触り、それを口など感染する可能性のある所へ自分で運ぶ事もあります。

だから鼻や口をマスクで覆う。メガネもあった方が無難です。

そしてもし保菌者からの咳やくしゃみで飛散したウィルスが自身の体に付着している可能性もあります。

マスクはウィルスの大きさ100nmが通過しないマスクを選ぶ事。これはマスクの説明に記載されている筈ですからしっかりと読みましょうね!しかしマスクは人に迷惑をかけない為であり、感染予防には限定的な気がします。

そして良く皆さんがやる行為が、マスクを顎にかける。そして、それを元に戻す。。。。

顎に付着したウィルスがマスクの内側に付着→口や鼻から感染とならない様に注意して下さい。

マスクは隙間が出来るだけなく確実にフィットするものを選ぶ事も重要です。

外出から家に帰宅した時は手洗いうがいは必須です。実はこの手洗いうがいが最も有効ではないでしょうか?そしてウィルスは前述の通り、タンパク質で覆われています。このウィルスを水を飲んで胃に到達するとどうなるでしょう?

勿論、胃酸で分解されます。

つまり水を飲む事も有効です。

そして家では湿度を上げて下さい。乾燥はウィルスにとって好都合ですので湿度50%以上が理想になります。

そして気になる方は定期的な除菌。僕的に最適な物は安定型次亜塩素酸ナトリウムのスプレータイプ。これは楽天さんなどで販売されています。ウィルスを殺せるのは塩素と放射線とオゾン。この中で素人が使えるのは塩素。しかし通常の塩素は塩素ガスを発生するし、腐食を起こします。そしてその効果も封を開けた瞬間から劣化して行くのです。塩素ガスを発生させない、効果が劣化しない安定型次亜塩素酸ナトリウムが最強です。

僕も家は定期的に殺菌しています。除菌スプレーは色々出回っていますが、上記以外の物にあまり効果があるとは科学的に思えません。

このウィルスに感染した時に、潜伏期間は約12日と言われています。

そしてこのウィルスは潜伏期間でも人から人に感染するそうですので恐ろしいのです。かなり感染力は強そうですね。

しかし安心出来る所もあります。ここは日本。世界でも最先端の医療機関が多数存在する素晴らしい国です。中国と同じ様な死亡者が出る様な状況が起こる事は考えにくいと思っています。

最新の河野大臣のTwitterによると

1月31日10時時点。

国内の新型コロナウイルス感染者(16名)のうち、1名は全快、3名が軽快、1名が軽快傾向、3名が症状安定、4名が治療中、4名が症状なしで入院中。

うん。素晴らしいじゃないですか。このままウィルスを抑え込めたら最高ですね。

皆さんがこの記事を見てしっかりと予防する事を祈っています。また感染が疑われる状況、感染者との接触、感染を疑われる人との接触がある場合は早急に病院へ行くべきです。自らが保菌者になってそれを拡散する側になってはなりません。

この様な状況下では感染の可能性のある人混みを避ける事が最良の方法だと考えます。

用心はしても心配しすぎない事も重要ですね。まっ僕は小さな息子を抱えているので心配性がマックスですが・・・・w

しっかりと知識をもち、様々な風説に左右されないで、状況を把握して落ち着いて取るべき行動を取りましょうね

またYOKUSHIRU TVで皆さまの質問もお待ちしておりますし、皆さまとお会い出来るのを楽しみにしております。

周りの方に是非、この記事を拡散してあげて下さいね

トレーニング

JCR登録カイロプラクターの彦坂です。

今回のテーマは「トレーニング」についてです。

世の中にはたくさんのトレーニング方法がありますが、ぜひ参考にしていただきたいものがあります。

それは、カイロプラクターであるフィリップ・マフェトン博士が考案した「マフェトン理論」に基づいたトレーニング方法です。

「180公式」といえば、聞いたことがある方もいるかもしれません。

私がカイロプラクティックの学校で学んでいた当時の先生が、この「マフェトン理論」を

初めて日本に紹介しました。

ラソントライアスロンなどの持久力スポーツの競技成績の向上と同時に、「健康」を両立させる方法として考案されたものが「マフェトン理論」です。

「食事」、「運動」、「ストレスマネージメント」の3つをバランスよく実践していくのですが、

その主軸となる、〝心拍数を管理していくトレーニング方法〟をご紹介します。

「マフェトン理論」では、はじめに有酸素運動を取り入れることを重要としています。その期間は3~4ケ月もしくはそれ以上。その間、無酸素運動には取り組まないことです。

 ・有酸素運動(長時間継続して行える運動)・・・ウォーキング、ジョギング、水泳、    エアロビクス、サイクリングなど

無酸素運動(短時間に強い力を発揮する運動)・・・短距離、中距離走、バーベルなど   を使った筋力トレーニングなど

まず、「180公式」を用いて、ひとりひとりに適した目標心拍数を知ってもらいます。

そしてその目標心拍数を超えない状態で「有酸素運動」をするというものです。

「180公式」

心拍数を「180-年齢」に収めるようにします。これを「180公式」と呼びます。     次の4つのカテゴリーから自分に当てはまるものを選び、目標心拍数を算出してください。

運動初心者、病気にかかっている、もしくは病気が治ったばかりの人や投薬中の人
・・・目標心拍数は「180-年齢-10以上」  例)40歳の人 180-40-10=130
よく風邪をひく、怪我を繰り返している、大会などで成績が下がっている
・・・目標心拍数は「180-年齢-5」 
過去2年間、特に問題なくトレーニングができている、風邪をひくのが年に1~2回程度
・・・目標心拍数は「180-年齢」
2年以上順調にトレーニングが出できている、大会での記録が伸びている、怪我や病気をしていない
・・・目標心拍数は「180-年齢+5」 
この公式から算出した数字をあなたの目標心拍数として、「目標心拍数-10」くらいの間の心拍数でトレーニングができるといいでしょう。

(上記の1.の例であげた40歳の人は「130~120」の間の心拍数でトレーニングをするとよいということです。)

最近はスマートウォッチにも心拍計がついているものがあります。お手頃なものもありますので、是非トレーニング時に利用してください。

私は15年前にホノルルマラソンに出場しました。それまで10㎞以上走った経験がないことに加え、運動不足のままでフルマラソンを走ることには無理があると思いましたので、本番までの半年間、「マフェトン理論」を取り入れて週3日間のトレーニングを行いました。ランウォッチを腕にしてランニングするのですが、驚いたのは、最初はゆっくりすぎるほどのペースで走っていたのに目標心拍数を超えそうになったことです。少しでも目標心拍数を超えてしまうと、とたんに息苦しくなります。その時は走るペースを落としたり、早歩き、歩くなどして心拍数を整えました。

(有酸素運動でも目標心拍数を超えて運動することは適切ではありません。無酸素運動になっている可能性がありますので注意が必要です。)

目標心拍数を超えない方法でトレーニングを続けていくと、いつの間にかスピードを上げても苦しくならず、長い時間走れるようになってきました。その時は自分の身体の変化に驚き、心肺機能や循環器などがしっかりと働いていると実感でき、心身とも健康なからだが手に入ったように感じられました。

このマフェトン理論のトレーニングに苦しさはありません。激しいトレーニングではないのでケガのリスク、疲労度は低くなり、捻挫や肉離れも起こしにくく、膝や腰の痛みも起きにくいです。

これからスポーツを始めようと思っている方、運動をしなくてはと思っているけれど、長続きしなかったり、足腰に自信がない方、また精神的に調子が良くないという方・・・

そのような方は是非「マフェトン理論」をお試しください。スポーツやトレーニングをするからだの土台ができあがります。そのまま有酸素運動を続けるのも良いですし、無酸素運動のマシントレーニングなどをプラスするのも良いと思います。

スポーツやトレーニングで身体を傷めることなく、是非「健康」を手にいれてください。

※健康には「栄養」も重要です。バランスの良い食事とともにサプリメントを活用されることをお勧めします。

YOKUSHIRU.カラダノコトでは

YOKUSHIRU,TVというものがあります。

薬剤師、カイロプラクター、柔整師、鍼灸師の専門家が皆さまからの質問にお答えします。またアドバイスを受けることもできます。ぜひご参加下さい。

置き換えダイエットの危険性!?


鍼灸師&おんぷくセラピストの「まみぃ院長」です。

今回は賛否両論ある「置き換えダイエット」についてお話しします。

 

「置き換えダイエット」って何?

通常の食事を摂取しないで、プロテイン酵素サプリメントなど、食事ではないけれど、低カロリーで栄養バランスの整った物に「置き換える」ことで、サラダだけなど単に食事量を減らす「食事制限」ではありません。

 

「置き換え」はどんな人におすすめなんでしょう?

ずばり!「食べ過ぎてしまった人」です。

市販されている「置き換えダイエット」は、1食につき約200㌔カロリー前後とカロリーを抑え、少しの量で満腹感を得られるものも多いようですが、

基本的に「摂取カロリー」を抑え痩せるため、からだに必要な栄養素が不足しがちになります。

そのため長く続けると、足りない栄養分を筋肉から摂取し始め「筋肉が落ち」やすくなり、

筋肉量が減ってくると「基礎代謝が落ち」「冷えやすくなり」だんだん痩せにくいからだになるので注意が必要です。

普段から食べ過ぎることもなく、適度な運動と質の良い睡眠、栄養のバランスが取れている人が、少し食べ過ぎたときに「置き換え」をすると、健康を害することもなくとても効果的ですが、

頻繁に「食べ過ぎてしまう人」が、食事や生活習慣を見直さないまま繰り返し「置き換え」だけに頼ることはおすすめできません。できれば専門家に相談しながらトライしてくださいね。

 

「置き換え」はどのタイミングが効果的?

一番効率がいいのはやはり、「夕食」ではないでしょうか?

午後10時から午前3時までの約5時間の間に、人間のからだは一番「脂肪を溜め込む」と言われています。

ちょうど眠っている時間帯でもあり、基礎代謝も抑えられることからも、その直前の「夕食」を置き換えるのがベストではないでしょうか?

先日何気なく観ていた韓国のドラマの中で、アイドルを目指すぽっちゃり女子に教員が食事指導をしている場面がありました。

朝食は「貴族のように」

昼食は「平民のように」

夕食は「奴隷のように」

朝食には、こってりした重たい食事ではなく、優雅でゆったりとした時間の中で、栄養バランスの良い食事を食べ

昼食には、お肉などを含めた基本的な食事で体力を養い

夕食には、奴隷のように質素で、少量の食事を!ということで、

エネルギー消費やからだのサイクルから考えても、とても理にかなっていいる言葉だなと感じました(*^^)v

 

「置き換え」は栄養バランスの良いサプリメントで!

本当は、きちんと食事で「置き換え」て欲しいのですが、現代の食事事情ではなかなか厳しいのが現状です。

お野菜の栄養価が昔に比べかなり減少しています。(検索すると簡単に見つけられます。わかりやすいものを見つけましたので参考までに。https://news.livedoor.com/article/detail/7286927/

そのため私は信頼できる「サプリメント」を選んで、「置き換え」だけでなく、ビタミン、ミネラル、オメガ3を基本として、プロテイン、プロバイオテックなどを日々の生活に取り入れています。

なぜ?そんなに?とよく言われます

実は・・私は、とても「食いしん坊」なのです・・・え?知ってる?(笑)

食事内容に気を付けているつもりですが・・・気がつけば偏って基本的な栄養素が不足してしていきます。(;^ω^)

基本が不足していくと体調不良になるから・・・でも何が不足しているのかわからないし・・・う~ん、また長くなってしまうのでこのお話は別の機会に。

でも毎日、食べる内容も、時間帯もバラバラというあまり皆さんのお手本となる食生活ではない私ですが、基本となる栄養素を常に摂取しているお陰で、元気によく遊び、体力勝負のハードワークもこなせています(*^^)v

スマホで食事内容を入力するだけで摂取栄養のバランスが一目でわかるアプリもありますので興味のある方は一度チェックしてみてください。

私は自信満々でチェックしたら撃沈・・栄養のバランスばかり意識しすぎて摂取量がオーバー

不足していると思われる栄養素を個別に揃えるとお財布に打撃が大きく、最終的にトータルで摂取できるサプリメントを選ぶようになりました。

論より証拠!皆さんも一度「基礎栄養素」の底上げにチャレンジしてみて下さい!

少し・・・いやいやかなり・・・時間はかかりますが、それだけの価値はあると思います!

今回も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

 

《健康な身体づくりの4つの基本 〜食事その3〜》


こんにちは。

鍼灸&柔整師 松本」です。

今回は、「健康に良い食事とは?」についてお伝えしたいと思います。

 

◉ 私たちはなぜ、食べるのでしょうか?
それは、食べないと生きていけないから。それだけなのでしょうか?

食事には、次の3つの目的があります。

① からだを作るのに必要な材料を補給するため

② からだを動かすのに必要なエネルギー源を補給するため

③ 人として嗜好や楽しみとして

また食事とは、私たちが健康で幸せな生活を送り、生きていくためには欠かせない生活習慣です。

ところが、日本人の食生活が、和食中心の食事から、大きく多様化し、動物性タンパク質や脂質が増加したことから、がんや心疾患、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病になってしまうケースが増えてきたのです。

そこで厚生労働省が2000年に「健康日本21」という健康寿命の延伸を目的とした運動を開始、その中でも生活習慣病の原因である食生活、栄養について具体的な数値目標を設定しました。

それに伴い、多くの健康研究家が、健康な食事内容を提案しています。

食材に着目しているもの、カロリーなどエネルギーに着目しているもの、生活リズムに着目しているものなど、多種多様です。

◉ では完璧な食事とは?
私は鍼灸師柔道整復師という立場から、多くの患者様の健康に携わってきました。

その中でも、健康に良い食事について、多くの患者様から質問を受けてきました。

ではどのような食事が健康に良いのか?完璧な食事とはどのようなものなのか?

結論から言えば、誰にとっても完璧な食事は存在しない。

人は千差万別で、それぞれに違う。例えば、アレルギーの有無、食材の好き嫌いなどで、食べられるものが異なる。

また、地域や文化によって食事状況は異なる。だから、万民の求める完璧な食事などというものはないのです。

私には幸いにも食物アレルギーはないのですが、好き嫌いはあります。
例えば、いくら健康に良いと言われても、茄子は食べれない。キノコ類も・・・。

その他にも食材、調理法など、好き嫌いは人によって違う。

極端にいうと、趣味趣向、生活習慣、体質、思想などの違いによって食べることが出来ない人もいる。

しかし、とりわけ私たち人間にとって、健康的な生活を送るために必要な栄養素は基本的にはほぼ同じである。

個々の年代や性別、体格、健康状態によって必要なエネルギー量は異なるが、それでも、どんな人間にとっても必要な栄養というものはある。

では、完璧な食事はないとしても、健康なからだを作る食事とは?

◉ バランスのとれた食事
健康なからだを作るには栄養バランスのとれた食事が必要です。

ではバランスの良い食事とは、どのようなものなのでしょうか?

◉ 5大栄養素
栄養素には、糖質・脂質・タンパク質の3大栄養素に、ビタミン・ミネラルを加えた5大栄養素と呼ばれる栄養素があります。

これらの栄養素は、基本的には「体を動かすエネルギーとなるもの」「体を作るもの」「体の調子を整えるもの」の3つに分けられます。

▼栄養バランスのとれた食事とは、

主食:ご飯などの穀類

主菜:肉・魚・卵・大豆などのタンパク質

副菜:野菜・キノコ・海藻など

汁物

果物

▼栄養バランスは細かく覚える必要はありません。何を食べすぎていて、何が足りないかを少しでも意識することが大切です。

つまり、肉も魚も野菜も穀物もバランスよく摂取するのが一番良い。

しかし上記の理由でどうしても食べれない食材があって、不足してしまう栄養素などは、サプリメントなどで補うのもありだと思います。

これはあくまでも持論ですが、いくら健康に良い食事だからといって、嫌いなものを無理して食べたり、食事のために生活リズムが狂ったりすることはかえって健康に悪いと思います。

私にとって食事とは、日頃頑張ったご褒美でもあるのです。

仕事などで忙しくて食事をとる時間がなかったり、外食続きで栄養バランスが悪い時などには、サプリメントで補給しています。

また栄養バランスは、短期的にみるよりも、長期的にみた方が良いと思われます。

今回はここまで。

「西洋医学東洋医学のいいとこ取りしちゃえ!鍼灸&柔整師松本」がお伝え致しました。

健康な毎日を過ごすために ~足し算、引き算をうまく活用しましょう~

こんにちは。薬剤師の岩本まりこです。

皆さんは、健康な毎日を過ごすために気を付けていることはありますか?

メディアでは、「この食材がダイエットに良い」とか「これが健康に良い」という特集をしていることがありますよね。

でも、本当にそれだけで効果があるのでしょうか? それとも、生活習慣を改善する必要があるのでしょうか?

今回は、このことについて書いていきたいと思います。

 

ドクターズチョコレートと糖尿病
私が働いている薬局で、ドクターズチョコレートという商品を扱っているのですが、先日「ドクターズチョコレートは糖尿病にいいんですか?」と質問されました。

ドクターズチョコレートは砂糖を使っておらず、食べた後の血糖値が上がらないので糖尿病の人にオススメのチョコレートとして、一時期メディアでも取り上げられていました。

砂糖の代わりに使われているマルチトールという甘味料が、甘さは砂糖の8-9割ありながら、ブドウ糖として小腸で消化・吸収されないために血糖値への影響がほとんどないのです。

ですから、チョコレートや甘いものが好きだけど、血糖値が高くて制限しないといけない方にはオススメとされています。

しかし、「ドクターズチョコレートを食べると糖尿病が良くなる」というのはちょっと違いますよね。

質問された方には、「普段からチョコレートを食べている方が、普通のチョコレートの代わりに食べると血糖値が上がらないから良いという商品であって、これを食べたから糖尿病が治るというものではないです。」と説明させてもらいました。

ちなみに、ドクターズチョコレートの公式ブランドサイトにも、「ドクターズチョコレートは薬ではありません」の一文が書かれています。

メディアで使われる「これを食べると〇〇にいい」という言葉は、特にダイエットなどで耳にすることがありますが、何か一つの食材を食べることで痩せたり病気が改善したりすることは考えにくいということを多くの人に知ってもらいたいです。

 

生活習慣の重要性を痛感
病気をせず健康で日々元気に過ごしたいのであれば、やはり普段からの生活習慣を見直すことが重要です。

バランスのいい食事を食べて、夜はしっかり睡眠を取る。できるならば、日中に適度な運動をする。そして、特にこの時期は、シャワーで済まさずに湯船につかって体を温めることも大切なことです。

ですが、これらが大切とわかっていても、できないこともあります。

昨年12月後半の4日間、ある事情があって、私はこれと全く逆の生活をしていました。

食事はパパッと食べられるものをコンビニで選んで食べ、昼間はほとんど体を動かさず、お風呂は毎日シャワーで済ませ、夜は周りが何となくザワザワしていてなかなか熟睡できない状態でした。

その期間が終わったすぐ後くらいから、何年もできていなかった口内炎が2個もできました。しかも、なかなか治らず、しばらくは食事のたびに痛くてツライ日々でした。

昔から口内炎はできやすかったのですが、口内炎にならないように、以前は週に1-2回は卵かけご飯を食べていました。

なぜ、卵かけご飯かと言うと、卵には皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB2・B6を始めとした様々なビタミンやミネラルが含まれており、私の中では「卵かけご飯を食べていれば口内炎になりにくい」という実感があったのです。

あくまでも、「個人の感想です。」ですけどね(笑)

最近はあまり卵かけご飯を食べてませんが、できるだけ野菜や果物を食べるようにして、足りない分はミネラルのサプリメントで補っていました。

それが、たった4日間、環境が変わっただけで口内炎になるなんて!

口内炎は疲れや睡眠不足も原因となるので、条件としてはバッチリそろってしまっていたんですね。

この出来事で生活習慣の重要性を痛感するとともに、今回は口内炎だけで済んだけれど、この状態がずっと続けば病気にもなりかねないなと感じました。

 

最後に
健康に過ごすためには、やはり生活習慣を改善することが大切です。その中でも、食事の改善は健康な体を作るのに欠かせません。

ある一つの食材に頼るのではなく、バランスの良い食事を摂る。それが難しい時は、足し算・引き算をうまく使ってもらえればいいと思います。

例えば、砂糖を控えたい方はドクターズチョコレートのような商品を利用する、ある栄養素が足りないと思う時はサプリメントを利用する。

今はいろいろな商品が揃っているので、賢く使っていけたらいいですね。

みなさんは自分の中で、「ここは気を付けている!」とか、「これは良くないな」と思っている習慣はありますか?

習慣というものは変えようと思ってもなかなか変えられないものですが、新年を迎えたこのタイミングで、これまでの生活習慣を見直してみませんか?

そして、気になっていた生活習慣があれば改善して、健康で元気な一年を過ごしたいものですね!

インフルエンザの傾向と対策と注意点

薬剤師の垣内です。

2019年、令和元年、みなさまお世話になりました。
多くの方に応援頂き、僕自身も楽しみにながら今年はWEB番組もやらせて頂く事が出来たのも、応援して頂ける皆さまのお陰だと感謝しております。

12月に入りましてインフルエンザが流行って来ています。今年の傾向は都内では例年より2ヶ月以上早い流行、沖縄では9月にも関わらず警報が出ました。12月13日から流行の兆しが見られるそうです。爆発的に流行ることがない事を祈っています。

インフルエンザの予防の為にワクチンの接種について賛否両論があります。よくインフルエンザワクチンは製薬会社の陰謀であるとか、ワクチン接種は逆に体に悪いとか、ワクチン接種で逆にインフルエンザになった・・・などなど情報がネットでも出回っておりっますが、全てデマであり、正しい情報ではありません。

ただインフルエンザワクチンの効果は他の予防接種より効果が劣るのは事実です。大体、効果は50%を切るそうです。しかも乳幼児など年齢が小さいほど効果が落ちる事がわかっています。

他の予防接種よりも効果が劣る理由は様々な事がありますが、インフルエンザはウィルスによる疾病であり、このインフルエンザウィルスにはA、B、C型とあり、爆発的に流行るのがA型が多いのです。皆さん香港A型と言うのを聞いた事ありますでしょ?あれですあれ!そして重症化しやすいのがC型だと言われています。単にABCの3分類だけではなく、その3種にも様々なタイプがあるんですね。そして、ワクチンはその年に流行る方のウィルスを予測して、ワクチンを開発するのです。だから勿論、効果が劣る事があるのは事実です。

では予防接種はしない方が良いのか?

僕は子供や老人つまり年配者の方など体力がなく重症化しやすい方は予防接種をお勧めします。予防接種を受けても先ほど書いた様にインフルエンザに感染し、発症することは勿論あります。しかし、予防接種をしている事で重症化を抑える事がわかっているんですね。だから子供や老人は体力もなく、重症化の可能性があるわけですから、やはり予防接種は受けた方が良い。僕は自分の1歳6ヶ月の息子は予防接種を勿論受けました。

インフルエンザの致死率は0.05%と決して高くはありません。しかし、この数字は全体としての数字です。これが体力のない幼児や老人ならどうでしょうか?亡くなっている方のほとんどはこの方々なんですね。後悔先に立たずと言う言葉が有ります。インフルエンザ自体はそんなに怖い病気では無いのですが体力が無い方がかかった時の合併症が非常に怖い。脳症や肺炎など体力が無い方には致命傷になる事があるので注意が必要です。

日本ではA型のインフルエンザが多く発生しています。その症状と言うのは

38度以上の高熱

関節痛

筋肉痛

全身倦怠感

頭痛など

これらの症状が急速に現れるのです。明らかに普通の風邪とは違うので注意して観察してみて下さい。これらの症状が出たらすぐ医療機関へ受診を薦めます。まさか気合と根性で自宅で治すような事はやめて下さいね。家族や周りの人に感染源として感染を広げてしまう事にもなってしまいます。

まさか自己判断で市販の頭痛薬などを絶対に服用しないようにして下さい。頭痛薬の中には、インフルエンザ時の服用で脳症を発生する可能性があるので素人判断は非常に危険です。

子供の場合は嘔吐や下痢などの症状や熱性痙攣、急性中耳炎、まれに脳症を発生する事もありますし、先ほど書きましたように肺炎を誘発し恐ろしい合併症を起こす可能性があるのです。

こんな症状が出たらインフルエンザの可能性があります。

急激な38度以上の熱

急な悪寒、頭痛、関節痛、筋肉痛

人の多いところ(インフルエンザにかかった人がいる、予想される)に行った、行った人が身近にいる

この様な症状、条件が当てはまる場合はデマに惑わされずに症状からインフルエンザが疑われる場合はすぐに医療機関へ受診をして下さいね。

さあインフルエンザの予防ですがどの様にしたら良いかご存知ですか?

予防接種をうける

手洗いうがい。水を飲むのも良いそうです。インフルエンザは水で胃に流れ込みますと死滅しますから。

人混みは避ける、行く時はマスクをする。

部屋の湿度を50%以上を維持する

こまめに部屋を除菌する(安定型次亜塩素酸ナトリウム楽天などのネットで買えます)

規則正しい生活と免疫力をあげる食生活を心がける⇨ミネラルが断然お勧め!ミネラルは液体でフルボ酸が入っていてミネラルだけで50種類以上入っている天然のものがベター

これだけ注意してもなってしまったら仕方がない。すぐに医療機関へ!そして医療機関で処方されるインフルエンザの薬が最近はかなり進化しているんです!僕も今年初めになりましたが1日で症状が消えました。勿論、症状が消えたといっても、ウィルスは残っている可能性と、他の人に感染させる可能性がありますから外出は禁止です。

細菌に作用するのが抗生物質です。この抗生物質はインフルエンザには効果がありません。インフルエンザはウィルスでありウィルスのと言うのはWIKIで調べるとウイルスは、他生物の細胞を利用して自己を複製させる、極微小な感染性の構造体で、タンパク質の殻とその内部に入っている核酸からなる。生命の最小単位である細胞やその生体膜である細胞膜も持たないので、小器官がなく、自己増殖することがないので、非生物とされることもある

昔はインフルエンザに効く薬など無かった時代があり、かかると1週間ぐらい寝込む事も多かったのです。しかし最近は薬が開発されて、その進化は著しいのです。今年発売された?ゾフルーザは画期的でなんと一回服用するだけで効果を発揮します。

インフルエンザの薬は以下の様なものがあります。

タミフル…5日間服用(1日2回)
リレンザ…5日間吸入
・ゾフルーザ…1回の服用のみ

※イナビルも1回吸入で完了します

従来のリレンザ・イナビル・タミフルは、インフルエンザの予防薬として使うことができます。

ウイルスの増殖を防ぐという働きにおいては、新薬のゾフルーザも、他の抗インフルエンザ薬と一緒です。
違っているのは、ウイルス増殖を防ぐための方法(作用機序)です。
作用機序というのは、薬が、人体に、どのように働くかのメカニズムを言います。

タミフルの場合、インフルエンザウイルスが、周辺組織に感染をうつして広げようとして、細胞の表面から離れようとする酵素を阻害します。
タミフルを服用すると、ウイルスが細胞から離れられなくなり、他の細胞への感染・増殖を防ぐのです。
酵素:ノイラミニダーゼ。ウイルスの粒子を切り離す役割がある

これに対し、ゾフルーザは、キャップ依存性エンドヌクレアーゼ活性を阻害します。

わかりやすく説明すれば、
インフルエンザウイルスは、転写(自分のコピー)と合成を繰り返して増殖しますが、ゾフルーザはウイルスの合成を阻むので、増殖を抑えることができるのです。
ウイルスを殺す力は、ゾフルーザのほうが100倍も強いといいます。

タミフル…増殖したウイルスが体の外に出るのを防ぐ
ゾフルーザ…ウイルスの増殖そのものを防ぐ

と言う事なんですね。このインフルエンザの薬を子供が飲む時は注意が必要です。この薬によって幻覚などが現れて、過去にはマンションから飛び降りて死亡した例などもあります。これは副作用として報告されており、ごく稀ではありますが、子供がこの薬を処方された時は子供の様子をしっかりと見守る事が重要になります。

なんにせよ僕の考えは

・予防接種をして

・なったらすぐに医者へ

・ならない様に予防を常に心がける

と言う事です。そして常に大切なのは普段の生活の中でバランスの良い食生活を心がけて、それが不可能な場合はサプリメントも活用すべきだと僕は考えます。市販のビタミン剤のみではほぼ効果はないと考えます。全ての基本はミネラルです。そして吸収の良いタイプのもの。食生活でもミネラルや繊維をしっかりと取り、常に免疫力を高めて健康を維持して下さいね。

ミネラルのお勧めが知りたい方は是非、LINEでメッセージを下さいね。お勧めのサイトを送ります。

それでは良い年をお迎え下さい。来年もよろしくお願い致します。

垣内重慶