ある方のブログから抜粋
私の父は決してお金持ちではなかった。しかし、お人好しで多くの人に慕われ、多くの人の役に立った。父のアドバイスや提案で多くの人が億万長者になった。
私はそんな父の事を「そんな事を言っているから儲からないのだ、俺ならもっと上手く儲ける事ができる、絶対に父を超えてやる、そして俺の事を認めさせてやる」と心の中でずっと思って生きてきました。
しかし、その考えは間違いだったのです。それを父の死で思い知らされたのです。
父は52歳の若さである日突然この世を去りました。私は当時23歳。世界最大の製薬メーカーの日本法人にてNo.1の成績を上げていたトップセールスマンでした。
父が亡くなった後、私はまず、父がお世話になったお客様のところへ引き継ぎの挨拶に伺いました。
その時、億万長者の父のお客様たちは皆、私にこう言ったのです。
「私はあなたのお父さんのお陰で成功しました。だから今度は私があなたを助けます」
これは私にとって衝撃でした。
父はお金持ちではなかった。しかし、父のおかげで多くの人が成功し、多くの人が幸せになった。
父の教えは間違っていなかったのです。
お金を追いかけるのではなく、人の役に立つ仕事をすれば、人は集まってくる。そして、結果としてお金はついてくるのです。
私は父の教えを胸に、人の役に立つ仕事をするために、起業家としての道を歩み始めました。
今はまだ、父の残した借金も多く、経営は苦しい状況です。しかし、父の教えを信じて、これからも人の役に立つ仕事を続けていきます。
まとめ:
お金を追いかけるのではなく、人の役に立つ仕事をすれば、人は集まってくる。そして、結果としてお金はついてくるのです。
これは、私が父の死を通して学んだことです。
父の教えを胸に、これからも人の役に立つ仕事を続けていきたいと思っています。