私たちは、ついつい「儲かる」という話に惹かれてしまうものです。しかし、そのほとんどは詐欺であるということを、頭では理解していても、ついつい心が動いてしまうのです。
「儲かる」という話は、大きく分けて以下の2つに分類できます。
本当に儲かる話
儲かると思わせるための詐欺
本当に儲かる話は、ごくわずかです。個人資産を数億円以上持っているような大富豪であれば、たまには本当に儲かる話に出会えるかもしれません。しかし、そうでない場合は、まず儲かる話は来ないと考えるべきです。
儲かると思わせるための詐欺は、非常に多くあります。典型的な例としては、以下のようなようなものが挙げられます。
高額な投資やビジネスの勧誘
簡単な方法でお金が稼げるという話
誰でも簡単に成功できるという話
これらの話は、すべて「儲かる」という欲望につけ込んだものであり、実際にはほとんどの場合、お金を失うことになります。
ビジネスは、儲かるからするのではなく、誰かを喜ばせるためです。社会課題を解決したり、価値を提供したりすることで、お客様に喜んでいただく。その結果、お金が発生するのです。
ビジネスで成功するためには、まずは「誰を喜ばせたいのか」を明確にする必要があります。そして、そのお客様の課題を解決したり、価値を提供したりするために、何ができるのかを考えなければなりません。
何をやるにしても、まずはしっかりと勉強する必要があります。勉強によって身に付けたスキルによって、プロとして活躍して初めて、お金を稼ぐことができるのです。
「儲かる話」に惑わされず、地に足をつけて勉強し、働くことこそ、人生を楽しむことが出来る唯一の方法だと私は思っております。
結論:
儲かる話は、ほとんどが詐欺である。ビジネスは、儲かるからするのではなく、誰かを喜ばせるため。地に足をつけて勉強し、働くことが、人生を楽しむための唯一の方法である。