はじめに
ネットワークビジネスは、1969年に日本に上陸して以来、50年以上続くビジネスです。しかし、その間、度重なる業界の不祥事や法規制強化によって、市場は縮小の一途を辿っています。
それでも、一部のネットワークビジネス関係者は、これからがネットワークビジネスの時代だと主張しています。しかし、私は、その主張は根拠がないと考えています。
本ブログでは、ネットワークビジネスが化石のビジネスである理由を、以下のような観点から説明していきます。
ネットワークビジネスは、お金の絡むメディアを人々が嫌う時代背景に逆行している。
ネットワークビジネスは、50年以上前から同じやり方を継続しており、時代の変化に対応できていない。
ネットワークビジネスは、自分の意見を押し付ける行為であり、有難迷惑である。
ネットワークビジネスは、既存メディアと同じく、信用を失ってきている。
ネットワークビジネスの成功者たちは、キラキラ系の自慢ばかりで、一般の人から気持ち悪がられている。
ネットワークビジネスは、お金の絡むメディアを人々が嫌う時代背景に逆行している
近年、インターネットの普及によって、人々は、お金の絡むメディアを嫌う傾向にあります。
テレビや新聞、雑誌などの既存メディアは、広告収入に依存しているため、どうしても、スポンサーの意向を反映した報道をしてしまうことがあります。そのため、人々は、既存メディアの情報に疑念を抱くようになっています。
ネットワークビジネスも、ビジネスモデル上、お金の絡むメディアに依存せざるを得ません。そのため、ネットワークビジネスは、人々から嫌われるメディアと同じく、信用を失いつつあると言えます。
ネットワークビジネスは、50年以上前から同じやり方を継続しており、時代の変化に対応できていない ネットワークビジネスは、1960年代にアメリカで生まれたビジネスです。日本には、1969年に上陸しました。
それから50年以上経った現在でも、ネットワークビジネスの基本的なやり方は変わっていません。
それは、商品やサービスを販売するのではなく、仲間を増やして報酬を得るというビジネスモデルです。
しかし、時代は大きく変化しています。
インターネットの普及によって、人々の消費行動は大きく変化しました。
今や、人々は、インターネットで商品やサービスを調べ、購入するようになりました。
そのような時代背景の中で、ネットワークビジネスの基本的なやり方は、時代の変化に対応できていないと言えます。
ネットワークビジネスは、自分の意見を押し付ける行為であり、有難迷惑である
ネットワークビジネスの勧誘は、自分の意見を押し付ける行為であることが多いと言えます。
ネットワークビジネス関係者は、自分の勧める商品やサービスが、どれだけ素晴らしいものであるかを、相手に伝えようとします。
しかし、相手がその商品やサービスに興味を持っていないにもかかわらず、一方的に勧められて、嫌な思いをする人も少なくありません。
そのような行為は、有難迷惑であると言えます。
ネットワークビジネスは、既存メディアと同じく、信用を失ってきている
ネットワークビジネス業界は、度重なる不祥事によって、信用を失ってきました。
その結果、ネットワークビジネスは、怪しいビジネスというイメージが定着してしまいました。
このような状況の中、ネットワークビジネス関係者が、これからがネットワークビジネスの時代だと主張しても、人々は信じようとはしないでしょう。
ネットワークビジネスの成功者たちは、キラキラ系の自慢ばかりで、一般の人から気持ち悪がられている ネットワークビジネスの成功者たちは、SNSなどで、自分の成功をアピールすることが多いと言えます。
しかし、そのアピールの仕方が、キラキラ系で、自慢ばかりであることが多いため、一般の人から気持ち悪がられているという声もあります。
そのような行為は、ネットワークビジネスの印象を悪くするだけであると言えます。
まとめ
以上のことから、ネットワークビジネスは、化石のビジネスであると言えます。
時代の変化に対応できず、人々から嫌われているネットワークビジネスは、これからも衰退していくでしょう。
もし、ネットワークビジネスに興味を持っているのであれば、そのビジネスモデルや、過去の不祥事などをよく調べてから、判断するようにしましょう。